広島市現代美術館で千崎千恵夫と平井亨季の展覧会が2026年10月24日から開催へ
広島市現代美術館は、広島県呉市出身のアーティストである千崎千恵夫の展覧会「千崎千恵夫 眼差しの奥にむかって」を2026年10月24日から12月13日まで開催する。あわせて同館では、公募プログラム受賞作家の新作個展となるオープン・プログラム「もつれる風景 平井亨季」を2026年10月24日から2027年1月24日まで開催する。両展ともに、広島県呉市出身の作家による独自の視点や探求を紹介する内容となっている。
自然と人工を捉え直す千崎千恵夫の約100点を展示
「千崎千恵夫 眼差しの奥にむかって」は、1990年以後に制作された最新作を含む、平面および立体あわせて約100点の作品で構成される。1979年から本格的な活動を開始した千崎は、「自然と人工」を対立させるのではなくひとつづきのものとして捉え、その間に立つ人間のあり様を見極めようとしてきた。






本展では、作家がライフワークとしてこれまでに約60点制作してきた松葉と写真のドローイングシリーズのうち、未発表のものを含む44点を公開する。また、反射する光が赤く輝く色彩のボリュームをかたちづくる《赤い内部を持つ形》(2014)や、自然界の時間を見つめた〈層—時のカケラ〉シリーズ(2016–)など、近年の関心である光やエネルギー、時間をめぐる作品も展示される。
会期中には、展示室を巡りながら作家本人が作品について語るアーティスト・トークが2026年10月24日に実施される。さらに、11月21日には千崎千恵夫と画家で美術史家の松浦寿夫による対談が開催される予定となっている。
そのほか、展覧会担当者によるギャラリートークが11月7日と12月5日に行われるほか、アートナビゲーターによるツアー形式の展示解説「アートナビ・ツアー」も予定されている。
平井亨季による新作個展「もつれる風景」も開催
同館の公募プログラム「Hiroshima MoCA FIVE 23/24」で広島市現代美術館賞と特別審査員賞を受賞した平井亨季による新作個展「もつれる風景 平井亨季」も同時期に開催される。平井は、隣接する広島市と呉市の歴史や現在に着目し、ロトスコープによるアニメーション映像や立体模型、冊子によるテキストを組み合わせた表現を行っている。
本展では、街の歴史と個人の記憶を重ねあわせて語り描くことをセルフケアの実践として捉えた新作が紹介され、映像やマケット、冊子の間を行き来する構成となる。観覧料は無料となっている。

展覧会の概要

「千崎千恵夫 眼差しの奥にむかって」の概要は以下の通り。
- 会期: 2026年10月24日㊏ — 12月13日㊐
- 開館時間: 10:00 – 17:00(入場は閉館の30分前まで)
- 会場: 広島市現代美術館 展示室 B-1、回廊
- 休館日: 月曜日(ただし11/23は開館)、11/24㊋
- 観覧料: 一般1,100円 (850円)、大学生800円 (600円)、高校生・65歳以上550円 (400円)、中学生以下無料 ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
- 主催: 広島市現代美術館
本記事は広島市現代美術館の発表をもとに作成。
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