DeepL、中国語繁体字に対応し対応言語を33言語に拡大

言語AIの世界的リーダーであるDeepLは、同社の言語プラットフォームが新たに中国語繁体字に対応したと発表した。この追加により、DeepL翻訳は33の言語に対応することになった。中国語繁体字は、世界3,300万人以上が主要な文書コミュニケーション手段として使用しており、今回の対応言語の拡張は、世界的な言語コミュニケーションの強化に注力するDeepLにとって重要なマイルストーンとなる。

中国語繁体字は、台湾、香港、マカオなどにおいて、文書コミュニケーションの主要な手段として使用されている。DeepLの創業者兼CEOのヤロスワフ・クテロフスキー氏は、「当社はグローバルな商取引において、これらの地域の重要性を理解している。中国語繁体字を対応言語に追加することで、これらの地域で活動する企業のグローバルな事業展開を後押しするだけでなく、アジアで最も影響力のある市場への参入を目指す企業に豊富な機会創出を支援できると確信している」と述べた。

DeepLは、法律、小売、ヘルスケアからテクノロジー、製造業に至るまで、世界10万社以上の企業、政府、組織で採用されている。同社は、言語向けにチューニングされた翻訳および文章作成ソリューションを提供することによって、グローバルコミュニケーションにおける正確性と信頼性を高めるとともに、高度なセキュリティ対策を実装している。