BRJ株式会社は、7月24日より福岡市東区のアイランドシティにて、小型モビリティサービス「TOCKLE」の本格的な提供を開始する。同社は、地元の人々と密接に連携しながら、安全・安心を最優先に考え、利用者に新たな移動手段を提供することを目指している。

「TOCKLE」では、まず走行エリアをGPSで制御した2輪の小型モビリティを導入し、年内には3輪車両の導入も計画されている。将来的には4輪車両や、遠隔操作・自動運転技術を備えた小型モビリティの展開も視野に入れており、幅広い年齢層や利用シーンに対応した移動手段の提供を目指す。

料金プランは、通常プラン（基本料金50円、1分ごとに12円）に加え、スタート記念として24時間500円のパッケージプランを提供。自宅近くに返却ポートがなくても持ち帰ることができるなど、様々な利用シーンに活用されるプランが用意されている。

「TOCKLE」は、BRJのビジョンである「人と街に感謝される未来の公共交通を創る」に基づいており、サービスの安全性向上に注力しながら、利用者からのフィードバックも積極的に取り入れ、サービスを進化させていく方針だ。また、従来と異なるビジネスモデルを取り入れ、安全性・社会性を担保しながらも、地域社会と密接に協力しながら自立採算性を実現する新たなエコシステムの確立を目指している。