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JパワーがタイのガスコージェネレーションSPP事業2件に参画

電源開発株式会社(Jパワー)は、100%子会社であるJ-POWER Holdings (Thailand) Co., Ltd.を通じて、タイ国の発電事業会社Electricity Generating Public Company Limited(エグコ社)傘下の2社に出資し、同国のガスコージェネレーションSPP事業2件に参画しました。エグコ社が全株式を保有していた発電事業会社の株式をそれぞれ49%取得した形となります。

株式取得により事業へ参画

東京都中央区に本社を置き代表取締役社長 社長執行役員を加藤 英彰が務めるJパワーは、エグコ社が全株式を保有するKlongluang Utilities Company Limited(KLU社)およびBanpong Utilities Company Limited(BPU社)の株式をそれぞれ49%取得しました。

エグコ社はタイの大手民間電力会社で、Jパワーとはタイにおけるガス火力発電事業やバイオマス発電事業などの合弁パートナーとして25年以上の協働実績を持っています。

参画する2発電所の概要と事業スキーム

KLU社とBPU社は、天然ガスを燃料とするガスコンバインドサイクル発電所を運営しています。事業の概要は以下の通りです。

  • KLU社の事業概要
  • 発電事業主体: Klongluang Utilities Company Limited(エグコ社51%、Jパワー49%)
  • 発電所所在地: タイ国パトゥムタニー県クローンルワン郡内(バンコクから北へ約40㎞)
  • 発電方式: ガスコンバインドサイクル発電
  • 設備容量: 12.2万kW及び蒸気15トン/時(当社持分6.0万kW及び蒸気7.4トン/時)
  • 燃料: 天然ガス
  • 運転開始時期: 2017年7月
  • BPU社の事業概要
  • 発電事業主体: Banpong Utilities Company Limited(エグコ社51%、Jパワー49%)
  • 発電所所在地: タイ国ラチャブリー県バンポン郡内(バンコクから西へ約100㎞)
  • 発電方式: ガスコンバインドサイクル発電
  • 設備容量: 25.6万kW及び蒸気80トン/時(当社持分12.5万kW及び蒸気39.2トン/時)
  • 燃料: 天然ガス
  • 運転開始時期: 2017年10月

両事業は、小規模発電事業者買取保証制度であるSPPプログラムに基づき、タイ国発電公社(EGAT)に電力を卸販売するとともに、近隣企業へ電力と蒸気を直接販売しています。SPPプログラムは、再生可能エネルギーや廃棄残余燃料の利用促進を目的に1992年に制定された法律に基づく政策で、2026年5月時点では同プログラムにて約933万kW分の電力供給が行われています。

Jパワーはタイにおいて、ガス火力発電事業やバイオマス発電事業、ルーフトップソーラー事業を手掛けており、開発・建設・運転に関する知見を有しています。ガスコージェネレーションSPP事業においてはこれまでタイにて8件の事業に参画しており、本件を含めると10件目の事業参画となります。

今回の取り組みは、2024年5月に公表されたJ-POWERグループ中期経営計画2024-2026で掲げる「持続可能な収益源の確立と成長」の実現に資するものとしています。同社は今後もタイ国において電力の安定供給と環境負荷の低減を進め、新規案件獲得を通じた事業基盤の拡大に取り組むとしています。

本記事は電源開発株式会社の発表をもとに作成しました。

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