日立、肥後銀行のポイントサービス向けに管理基盤を構築 4カ月で23万人突破
株式会社日立製作所は、株式会社肥後銀行が提供する「ひぎんポイントサービス」向けに、株式会社日立ソリューションズのポイント管理システム「PointInfinity」を適用したポイント管理基盤を構築しました。
肥後銀行が2026年2月に提供を開始した本サービスは、従来のステップサービスを刷新したもので、サービス開始から約4カ月で会員数が23万人に拡大しています。
肥後銀行は、少子高齢化による若年層の減少やネット銀行の台頭、預金獲得競争を背景に、個人顧客の獲得と定着に向けたサービスの差別化を進めています。2024年3月には「肥後銀行アプリ」の提供を開始し、地域決済アプリ「くまモン!Pay」を取り扱うなど、利便性向上と地域経済の活性化に取り組んできました。
こうした取り組みの一環として、従来のステップサービス「わくわくクラブ®」をリニューアルしました。これまでの金利や手数料を段階的に優遇する特典に加え、口座取引などに応じて自動付与される独自コインを、地域ポイントや共通ポイント、地域イベントのチケットなどに交換できる仕組みを導入しています。
PointInfinityの採用理由と構築された基盤
肥後銀行は新サービスの基盤選定において、機能やコスト、スケジュール、実績、安全性、開発体制などを総合的に評価しました。「PointInfinity」の豊富な機能や導入実績、拡張性に加え、ポイントサービスに関する提案力や、日立製作所が担当する勘定系システムとのシームレスな連携体制などが評価され、採用に至りました。
構築された基盤により、コインとステップサービスの一元管理が可能となったほか、新たな交換先の追加やキャンペーン拡充といったサービス拡大にも柔軟に対応できる環境が整えられました。肥後銀行デジタルマーケティング部マーケティング企画推進グループ企画役代理の緒方歩氏は、要件整理のスピード感や実績に基づく代替案の提案を評価したうえで、今後はお客さまとの接点を増やしエンゲージメントを高めながら、地元企業や団体を応援し新しい顧客価値を創出していきたいとしています。
導入による主な効果
本システムの導入により、以下の効果が確認されています。
- アプリ登録や口座開設などの取引に応じて付与したコインを、地域ポイントや共通ポイント、地域イベントのチケットなどへ交換できる仕組みを実現し、利用者の利便性を向上
- 従来の金利や手数料の優遇にとどまらない新たな顧客体験の提供により、新サービス開始から約4カ月で会員数23万人を突破
- 既存のスマートフォンアプリや勘定系システム、情報系システムなどの周辺システムと安全に連携し、金融サービスに求められる高い性能と安全性を確保したポイント管理基盤を実現
- コインとステップサービスの一元管理とともに、新たな交換先の追加にも柔軟に対応し、地域企業や団体との連携施策やキャンペーン展開を通じた価値共創を推進
PointInfinityの概要と問い合わせ先
「PointInfinity」は、ポイント付与・利用、会員ランク管理、キャンペーン管理をはじめ、AIによるレコメンド、販促、顧客接点などマーケティングのプロセスを支援するデジタルマーケティングソリューションです。
本件に関する問い合わせ先は以下の通りです。
- 窓口:株式会社日立製作所 金融システム営業統括本部 [担当:松浦]
- 住所:〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
- お問い合わせフォーム:https://www.hitachi.co.jp/finance-inq/
本記事は株式会社日立製作所の発表をもとに作成。
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