ジャパネットウォーターのサーバー用段ボールがジャパンスター賞を受賞
株式会社ジャパネットホールディングスのグループ会社でウォーターサーバー事業を手がける株式会社ジャパネットウォーターは、王子コンテナー株式会社と共同開発したサーバー用段ボールにおいて、「2026日本パッケージングコンテスト」の最高賞である「ジャパンスター賞(日本包装技術協会会長賞)」を受賞した。
従来の梱包における開封時の負担や分別の手間といった課題を解消し、利便性の向上と環境負荷の低減を両立させた点が評価された。
持ち上げ不要の観音開き機構を開発
従来の梱包仕様では、製品の開封時に背が高く重い段ボールを上へ高く持ち上げる必要があり、多大な労力を要していた。
今回の改良では、外装箱の前面中央に設けたプッシュポイントから上下に裂ける独自のジッパー構造を新開発した。ジッパーの解裂に連動して天面まで自然に展開し、左右へ大きく観音開きになる機構を採用したことで、重い段ボール箱を持ち上げる動作が不要となり、前方からスムーズに製品を取り出すことが可能となった。

あわせて、従来は底パッドや背面にポリエチレン製の包装材を使用していたため、リサイクル時の分別作業が課題となっていた点も見直された。
ポリエチレン製の包装材を廃止してすべて段ボール素材へと置き換え、100%リサイクル可能な素材構成へと刷新した。これにより分別の手間に加え環境負荷を低減し、資材費33%ダウンを実現するとともに廃棄時のゴミの量も削減した。
株式会社ジャパネットウォーター代表取締役社長の白須武光氏は、安全に届け、負担なく開封してもらいたいという想いのもとで現場を中心に試作を重ねて改善を進めたとしている。
日本パッケージングコンテストと最高賞の概要
日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会が主催する、国内の包装技術の最高水準を決定するコンテストである。材料、設計、技術、適正包装、環境対応、デザイン、輸送包装、ロジスティクス、S・P(販売包装)、アイデアなどの機能から年間の優秀作品を選定している。

最高賞のジャパンスター賞は、日本包装技術協会会長賞のほか、経済産業大臣賞や日本マーケティング協会会長賞などの12賞から構成されている。
本記事は株式会社ジャパネットホールディングスの発表をもとに作成。
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