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リファラル採用の実施は5割超 定着や相性を実感も配慮に課題 月刊総務調査

株式会社月刊総務は、全国の総務担当者を対象に実施した「リファラル採用に関する調査」の結果を公表した。調査によると、リファラル採用に取り組んでいる企業は5割を超え、自社との相性や入社後の定着において高い効果を実感していることが明らかになった。一方で、不採用時や辞退時における紹介者との関係への配慮などが運用上の課題として挙げられている。

5割超がリファラル採用を実施、対象職種は中途の総合職が最多

リファラル採用への取り組み状況について尋ねたところ、「採用方法の主軸として積極的に取り組んでいる」が7.6%、「採用方法の一部として取り組んでいる」が47.6%となり、合わせて5割超の企業が取り組んでいると回答した。

実施企業における対象職種や採用区分は、「中途採用(総合職)」が82.8%で最も多く、次いで「中途採用(専門職)」が75.9%、「管理職採用」が43.1%、「新卒採用」が36.2%となった。直近1年間の採用者数全体に占めるリファラル採用経由の割合は「1割未満」が56.9%で最多となり、今後目指したい割合としては「1~2割程度」が31.5%で最も多く挙げられた。

目的と効果は自社との相性や定着、7割以上がインセンティブを設定

リファラル採用に取り組む目的は「自社に合う人材の採用」が82.8%で最も多く、「入社後の定着率向上」が62.1%、「採用コストの抑制」が50.0%と続いた。通常の手法と比較して実感している効果としても、「入社後の定着につながりやすい」が62.1%、「自社との相性が良い人材を採用しやすい」が60.3%と高くなっている。

制度設計や運用面では、「社員向けに制度内容を周知している」が72.4%に達した一方、紹介者へのインセンティブは7割以上の企業が設定している。インセンティブの金額は「10万~50万円未満」が46.5%で最も多く、10万円以上を設定している企業が半数を占めた。なお、効果測定を行っている企業は2割にとどまっている。

成功の鍵は組織風土、課題は不採用時などの紹介者への配慮

リファラル採用を成功させるために必要な要素としては、「社員が『知人に紹介したい』と思える組織風土があること」が69.5%、「社員が自社の魅力や特徴を理解していること」が60.0%となった。

一方で、進めるうえでの課題には「不採用時・辞退時に紹介者との関係へ配慮が必要」(39.7%)や「紹介が一部の社員に偏る」(37.9%)が上位に挙がった。リファラル採用を実施していない企業においても、未実施の理由として「紹介後の対応や関係調整が難しそう」(35.7%)が最多となっている。なお、今後リファラル採用を強化したい意向を持つ企業は、「とても強化したい」(18.1%)と「やや強化したい」(51.4%)を合わせて69.5%となった。

株式会社月刊総務の概要

  • 社名:株式会社月刊総務
  • 代表:代表取締役 薄井浩子
  • 住所:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
  • 設立:2018年8月
  • 事業内容:日本で唯一の総務・人事部門専門誌『月刊総務』の発行、月刊総務オンラインの運営など
  • URL:https://www.g-soumu.com/

本記事は株式会社月刊総務の発表をもとに作成。

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