湘南ベルマーレとゴルフダイジェスト・オンラインが地域活性化で提携

湘南ベルマーレとゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は2024年7月17日、「持続可能な地域をつくる活動」で提携したと発表した。湘南ベルマーレは総合型地域スポーツクラブとして活動し、GDOは「ゴルフ、スポーツを通じて人々の心身の健康に働きかける」をサステナビリティ基本方針に掲げている。

提携の中心となるのは、GDOが運営する茅ヶ崎市のGDO茅ヶ崎ゴルフリンクス。このゴルフ場は湘南ベルマーレのホームタウンでもあり、「地域に開かれたゴルフ場」として親しまれている。両社は、サッカーとゴルフの垣根を超えて、このゴルフ場を活用し、地域住民の健康増進と生活の質向上を目指す。

具体的な取り組みとしては、サッカーとゴルフを融合させた新スポーツ「フットゴルフ」の実施や、夏休みに子供向けの「生物観察」イベント、夜のゴルフ場を開放する「ナイトピクニック」などを予定している。

湘南ベルマーレの坂本紘司社長は「今回の提携では『ゴルフ×サッカー』を通して、多くの方々にスポーツの楽しさや喜びを届けたい」と述べ、GDOの石坂信也社長は「お互いにとって新たな知見やファンを獲得できる機会が生まれ、この提携がより一層実りあるものになることを願っている」とコメントした。

湘南ベルマーレは2002年に株式会社と特定非営利活動法人の2つの組織体制となり、サッカーだけでなく様々なスポーツの普及活動を行っている。一方、GDOは2000年よりゴルフ専門ポータルサイトを運営し、近年はデータやテクノロジーを活用した新しいゴルフの楽しみ方も提案している。