パリ五輪陸上日本代表が結団式をオンライン開催、本大会に向けて士気を高める
日本陸上競技連盟は7月12日、パリオリンピックに出場するTEAM JAPAN（陸上競技）の結団式をオンラインで開催した。パリ大会は7月26日に開幕するが、陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。
結団式では、選手59名と役員26名の合計85名が一堂に会した。司会進行は、元陸上選手で現在は俳優・タレントとして活躍する宇佐美菜穂が務めた。
式辞では、日本選手団の監督を務める山崎一彦強化委員長が、選手たちに向けて「チームジャパンとしてのプライドを持って戦っていこう」と呼びかけた。また、選手を代表して、男女主将に任命された飯塚翔太選手（ミズノ、男子200ｍ代表）と北口榛花選手（JAL、女子やり投代表）が挨拶を行った。
尾縣貢日本陸連会長は、「パリでは、皆さんは大観衆のなかで、競技をすることができる。本当に嬉しく思う」と述べ、選手たちを激励した。尾縣会長は今大会、日本オリンピック委員会（JOC）のチームジャパン団長として、陸上を含むすべての競技を見ていく立場で現地へ入ることになっている。
結団式終了後には、男子主将の飯塚選手がオンライン取材に応じた。飯塚選手は、「この結団式を機に、改めて、オリンピックがいよいよスタートするんだなと思った」と語り、「お客さんがたくさんいるなかで走ることになるのは、すごく楽しみ」と意気込みを見せた。
日本陸連では公式ホームページ内に特設サイトをオープンし、チームジャパンの活躍をはじめとするさまざまな情報を随時紹介していく予定だ。また、日本代表選手に向けた、ファンからの応援メッセージも募集していくという。
