しるこサンドの松永製菓、愛知に新商品がラインアップの新店舗「SHIRUKOTTE」オープン

松永製菓株式会社は2024年9月6日、愛知県小牧市西之島に新店舗「SHIRUKOTTE」をオープンする。同店舗では、生しるこサンドなどのプレミアムライン需要増加に伴い、製造設備を最大2倍とする新工場と併設する形で、「和洋折衷」をコンセプトにした商品を展開する。

新商品の目玉は、全4話のストーリー性を持たせた「喫茶店の恋人」だ。第1話となる今回は、街角のレトロな喫茶店を舞台に、勇気を出して扉を開いた主人公と物静かなマスターの出会いを表現。喫茶店でのほろ苦いコーヒーの味わいを小さいカップに詰め込んだ味わいに仕上げている。

喫茶店の恋人
喫茶店の恋人 パッケージ

また、フィンランド語で「お花」を意味する「kukka kukka」は、お花モチーフを「幸せ」の象徴として表現。サクサク食感のクッキーにメープル・チョコ・ストロベリー・エスプレッソそれぞれのクリームをしぼり、クッキーでサンドしている。

kukkka kukka
kukka kukka パッケージ

その他にも、お茶の時間に楽しめるような和風スコーンに仕上げた「みつき」、フランス菓子「ティグレ」と和菓子「羊羹」を合わせた「Yokan Tigre」、名古屋の名物「小倉トースト」をイメージした「とーすと(みたいな)クッキー」、しるこサンドのパッケージに半世紀近く彩りを添える「お椀」をモチーフにした「おわんクッキー」など、心くすぐられる焼き菓子を多く取りそろえる予定だ。

要冷蔵のメイン商品には、名古屋銘菓として人気の「生しるこサンド」をよりフレッシュな生クリームやフルーツでデコレーションしたSHIRUKOTTE限定販売の生しるこサンドや、あんカスタード味のシュークリームなど和洋折衷をコンセプトにした商品が並ぶ。

店内にはドリンクカウンターも設置され、珈琲・紅茶などのドリンクメニューも充実。ショーウィンドウのスイーツとドリンクで一休みすることもできる。

86年の歴史を持つ老舗ビスケットメーカーだからこそ出来る、お客様に新たな銘菓を提供するためのプロジェクトとして、同店舗の展開に注目が集まる。