明星大学とハーモニープラス、データ基盤構築の概念実証を完了
学校法人明星学苑 明星大学とハーモニープラス株式会社は、業務プロセス改善およびデータドリブンな大学経営に向けたデータ基盤構築の概念実証(PoC)を完了しました。本実証は、ハーモニープラス株式会社が提供する大学向けデータ活用支援サービス「Campus Analytics」の一環として、課題整理や企画から基盤構築までを一貫して伴走支援したものです。
分散する大学業務データの統合を目指す背景
多くの大学では、入試・学籍・成績・進路・各種アンケートなどのデータが部署ごとのシステムやファイルに分かれて保管されており、横断的な利活用が難しい状況にあります。明星大学においても、手作業によるデータの加工・集計や帳票作成、分析が行われており、特定の担当者の経験に依存して蓄積データを次の検討に活かしにくい構造が存在していました。
こうした課題に対し、両者は可視化ツールの導入にとどまらず、データの蓄積・統合・自動連携を担う基盤そのものを整備する方針を選択しました。
入試関連業務を対象にした実証の概要と成果
本プロジェクトでは、受験生・学生一人ひとりに向き合える大学運営を最終目的とし、最初の接点であるアドミッションセンターの入試関連業務を対象に選定しました。明星大学 業務改革推進チームが主体となり、ハーモニープラス株式会社の支援のもと、企画を含め2026年4月から約3か月で実証を完了しました。
技術基盤にはデータ統合・分析基盤の「Microsoft Fabric」および業務入力画面の「Microsoft Power Apps」を採用しました。複数のシステムやファイルに分かれていた入試関連データを統合するデータ基盤を構築したほか、従来手作業で行っていた集計・転記・書類作成を簡便に行う業務アプリを作成し、アドミッションセンターの職員による一部業務の自動化および効率化を確認しました。
明星大学経営企画ユニット 業務改革推進チーム 課長補佐の月吉 洋陽氏は「単なるシステム構築ではなく、現場業務の見直しとデータ活用を一体で進めることができました。今後も、今回得られた成果を土台に、職員の負担軽減と、データに基づく大学運営の実現に向けて取り組みを広げていきたいと考えています」と述べています。
今後の展開と全学的なデータ活用構想
今年度中にデータ基盤の拡張および検証を進め、今後は対象業務やデータを段階的に広げて全学的なデータ活用へ発展させていく計画です。入学から卒業・進路までを見通した教育改善や大学運営への活用を構想し、データに基づく運営への刷新を継続するとしています。
- 会社名:ハーモニープラス株式会社
- 設立:2010年1月
- 代表取締役:降旗 真寿幸
- 所在地:東京都千代田区二番町7番地5 二番町平和ビル
- 事業内容:EdTechソリューション事業、BPaaS事業
- URL:https://www.harmony-plus.co.jp/
本記事はハーモニープラス株式会社の発表をもとに作成されています。
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