とうきょうの木ブランドをつくろうプロジェクト始動 学生が商品企画立案
東京都の多摩地域で育まれた木を利用して森林循環の持続化を目指す「とうきょうの木®」の商品づくりを進める「ブランドをつくろう!プロジェクト」の令和8年度(2026年)の活動がスタートした。今年度は東京の木多摩産材 利用事業者3社とタッグを組み、市場に売り出す商品づくりを進める。その展開の始めとして、都内の学生が集まり8月7日(金)と8月21日(金)の2日間にわたってワークショップが開催された。

木材利用と森林循環の実践を学ぶワークショップ


第1日は、東京農業大学 大林教授や文化学園大学の丸茂みゆき先生からの講演をはじめ、森林循環の持続化と木材利用に関することから企画やものづくりの実践にいたるまで、プロダクトデザイナーや利用事業者の解説を交えて学んだ。

会場となった新宿パークタワーにあるリビングデザインセンターOZONEのショールームを見学し、とうきょうの木魅力発信拠点「TOKYO MOKUNAVI」などで実際の「とうきょうの木」商品に触れて理解を深めた。さらに、「都市を森林の貯蔵庫に還す」をコンセプトにした家具プロダクトおよびブランドである「CARBON STOCK FURNITURE(カーボンストックファニチャー)」の組み立てを体験した。
心の健康維持に着目した3商品の企画立案
第2日は4グループに分かれ、令和8年5月に実施した都民アンケートの結果( https://tokyonoki.jp/info/396/ )から設定された、心に効く「家具」「小物・アクセサリー」「フィジットトイ*2」の3つの商品について企画案をディスカッションした(*2 手持ち無沙汰な時になんとなく触り続けて、ストレス解消や集中力の向上に役立つとされる小さなおもちゃ(手遊びグッズ))。



各校の教員やプロダクトデザイナー、利用事業者からアドバイスを受けながらイメージをイラスト化し、まとまった企画をグループごとに発表した。文化学園大学 造形学部 丸茂みゆき教授は講評において、とうきょうの木を大事にしていく世代は自分たちだという自覚を持って体験を活かしてほしい旨を述べた。
12月~1月に向けた商品化と協力体制
今後はワークショップで立案された企画をベースに、プロダクトデザイナーによって実現可能な「家具」「小物・アクセサリー」「フィジットトイ」を協力事業者の意見を交えてデザイン設計し、利用事業者の製作で商品化を進める。商品は各利用事業者から12月~1月にかけて発売予定となっている。
プロジェクトへの協力学校・企業は以下の通り。
- 東京農業大学
- 文化学園大学
- 日本工学院八王子専門学校
- 八王子現代家具工芸学校
- ㈱東京・森と市庭
- ㈱森のいいこと
(八王子現代家具工芸学校、㈱東京・森と市庭、㈱森のいいことの3社は東京の木多摩産材利用事業者)
とうきょうの木 広報事務局は今後も発信活動を進めるとともに、関連企業などとの連携を図り、とうきょうの木®の認知拡大と活性化を図るとしている。
多摩産材認証協議会 概要
- 名 称:多摩産材認証協議会
- 代 表 者:会長 吉岡 拓如
- 所 在 地:〒190-0181 東京都西多摩郡日の出町大字大久野7852番地
- 事 務 局:一般社団法人 東京都森林協会
- 設立年月日:平成18(2006)年1月13日
- 事業の内容:東京の木 多摩産材認証制度(産地認証)の運営
本記事はとうきょうの木 広報事務局の発表をもとに作成。
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