渋谷に全室4名以上対応のアパートメントホテルが2026年10月開業へ
matsuri technologies、JR西日本プロパティーズ、ラ・アトレの3社は、東京都渋谷区円山町に新ブランドの第1号施設となるアパートメントホテル「VADE HOTEL SHIBUYA(ヴェイド ホテル 渋谷)」を2026年10月1日に開業すると発表した。
全74室すべてが4名以上に対応する客室で構成され、1階にはMOTHERSが企画・運営するオールデイダイニングが併設される。宿泊予約の受付は2026年9月1日に開始される予定となっている。









需給ギャップ解消を目指す全室4名以上対応の客室設計
国土交通省観光庁の「旅行・観光消費動向調査(2023年)」では、3名以上で旅行するグループやファミリーが全体の54.5%を占める一方、3名以上が宿泊可能な客室は36.1%にとどまり、約18.4%の需給ギャップが生じているとされる。
VADE HOTEL SHIBUYAはこの需要に応えるため、地上7階建ての建物内に設ける全74室すべてを4名以上対応の客室として設計した。客室は全6タイプで総定員は304名となり、全室にキッチン、洗濯機、独立した浴室、テレビ、Wi-Fi、スマートロックを備える。間取りは1タイプ(Dタイプ)がLDK、それ以外の客室は1Rとなっている。
効率的なバックヤードと大人のストリートを表現した空間
同施設では、民泊運営のノウハウを生かしてリネンや備品を日単位で配送することでバックヤードを最小化し、共用スペースのゆとりを確保した。チェックインは有人フロントと事前チェックイン用タブレットを併用する。
ホテルのデザインコンセプトには「MIDDLE STREET(ミドル・ストリート)」を掲げ、大人の青をテーマカラーに採用した。エントランスやロビーにはモルタル調の質感に家具や照明を組み合わせ、中央にはシンボルとなる盆栽を配置している。
1階には炭火と薪窯のレストラン「CHICAMA」2号店が出店
建物の1階には、二子玉川に展開するセビーチェバーにインスパイアされたオールデイダイニング「CHICAMA」の2号店がオープンする。店舗面積は182.9平方メートルで、屋外テラス席を含め70席を設ける。
同店ではイタリア直送の薪窯で焼き上げるピッツァや、炭火のジョスパーオーブンを用いたグリル料理、旬の魚介を使ったセビーチェなどを提供する。朝食は7時から、ランチおよびディナーは11時から23時まで営業し、宿泊客だけでなく周辺住民や就業者も利用できる場を目指すとしている。
施設概要
- 施設名:VADE HOTEL SHIBUYA(ヴェイド ホテル 渋谷)
- 所在地:東京都渋谷区円山町7番8号
- 開業日:2026年10月1日(宿泊予約開始:2026年9月1日)
- 構造・規模:鉄筋コンクリート造 地上7階建(建築面積619.26平方メートル、延床面積3,918.18平方メートル)
- 客室数:全74室(総定員304名)
- アクセス:京王井の頭線「神泉」駅徒歩2分、JR・東京メトロ各線「渋谷」駅徒歩8分
- 事業スキーム:開発=JR西日本プロパティーズ、ラ・アトレ、matsuri technologies/1階レストラン企画・運営=MOTHERS
本記事はmatsuri technologies株式会社の発表資料および国土交通省観光庁の公表データをもとに作成しています。
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