リクエストが考えるとは何かの図解版全12枚と研究レビューを公開
リクエスト株式会社は、「考える」とは何かをテーマにした図解版全12枚と、研究の詳細や適用限界、参考文献を収録した研究レビューを公開しました。職場で使われる「もっと考えて」「考えればわかる」といった言葉を入口に、考えることを本人の努力や能力だけで捉えず、仕事の条件や設計から整理した内容となっています。国内外の関連研究と同社の既公表資料を基に、日々の指示や対話、仕事の任せ方、経験の振り返りへの接続を図っています。
図解版と研究レビューの構成と役割
公開された資料は、論点を共有するための図解版と、その背景や根拠を確認するための研究レビューで構成されています。図解版では考える対象の違いや不足に応じた対応、アート思考と判断デザインの接続、ベテランのAI活用などを整理しています。



一方の研究レビューは本文全12章に加え、結論、調査方法、適用限界、学術論文や書籍など30件の参考文献・資料を収録しています。なお、このレビューは2026年9月9日までに確認した日本語・英語の公開資料に基づくものであり、網羅的な系統的レビューやメタ分析ではなく、提示された観察点なども効果が実証済みの診断尺度として扱うものではないとしています。
指示のずれを防ぎ考える条件を整える実務提案


資料では、指示と成果物がずれる要因として、双方が何をする仕事だと理解していたかの違いに着目しています。指示の中で省略されやすい内容として、対象と目的、検討範囲、必要な材料、考え方と働きかけ、判断基準、終了・相談条件の六つを提示し、不足している要素に応じた対応を選ぶ重要性を挙げています。



また、認知的徒弟制の考え方を参考に、答えを教え込むことや知識を与えずに考えさせ続けるのではなく、本人が次の確認を選べるよう支援し、習熟に応じて関わり方を調整することを提案しています。成長の確認においても、考えた時間の長さだけでなく、根拠と未確認事項を分けて判断理由を説明できるかといった次の仕事での観察点を重視しています。

本資料では、未確定な状況から見方や問いをつくり直す「アート思考」から、判断基準や選べる範囲を整える「判断デザイン」、具体的な一仕事に落とし込む「判断経験設計」への接続についても言及しています。
さらに、経験豊富な人材が持つ判断の背景を次世代へ継承するため、AIを活用して説明の不足や事例の比較を整理する方法も提案されています。AIが生成した説明は過去の思考の復元とはみなさず、記録や記憶と照合した上で若手が実務に活用し、条件の違いを確かめる工程を設けることを推奨しています。
リクエスト株式会社は、980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に、組織行動科学®の研究や教育開発を行っています。
- 会社名:リクエスト株式会社
- 代表者:代表取締役 甲畑 智康
- 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
- 公式サイト:https://requestgroup.jp
- 会社概要:https://requestgroup.jp/corporateprofile
- お問い合わせ:https://requestgroup.jp/request
本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成しました。
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