アメリカの超個性派スケボーブランド「Moonshine Skateboards」が日本に再上陸

アメリカの老舗スケートボードブランド「Moonshine Skateboards(ムーンシャイン・スケートボード)」が、日本法人「月光日本合同会社」の設立により、日本市場に再上陸した。

Moonshine Skateboardsは、オリンピック正式種目となった「ストリート」や「パーク」といったメジャーな競技ジャンルをあえて外し、「フリースタイル」や「バーチカル」といったマニアックなライディングスタイルにフォーカスしているブランドだ。かつては自らが乗るために一つひとつ型から丁寧に作り、厳選したデザイナーによるグラフィックを採用してきた。現在も受注量を管理し、品質を落とさずに生産を続けている。

日本では、日本人ライダーの藤井俊彰、土田ミレイ、長尾イッケイ各プロのモデルや、レジェンドライダーのリリス・アーカソン(スウェーデン)、トニー・ゲイル(イギリス)のモデルなど、全ラインアップを取り扱う。さらに、鈴木一之芯プロ愛用の「7.3インチ」日本チームモデルや、8年ぶりのストリートデッキとなる「7.75インチ」と「8.0インチ」の計3種類の一般的なポプシクルタイプのデッキを、日本限定で販売する。

長尾一慧
土田ミレイ

新たなマーケティングの試みとして、横浜市内の昭和レトロな商店街「浜マーケット」内に、Moonshine Skateboardsの全ラインアップを取りそろえたショーケース兼ラボ「スケートショップGEKKO」をオープンした。同店は通販サイトも取り扱い、スケートボードの多様化とMoonshine Skateboardsの日本市場への一層の定着を目指している。

Moonshine Skateboardsの再上陸により、日本のスケートボードシーンに新たな風が吹き込まれることが期待される。