ベビーカーレンタルサービス「ベビカル」にチャイルドシート追加、北海道・岡山の7箇所で提供開始

株式会社ジェイアール東日本企画が運営するベビーカーレンタルサービス「ベビカル」は、2024年7月19日から北海道と岡山の計7箇所でチャイルドシートのレンタルを開始する。これは赤ちゃん用品メーカー「コンビ株式会社」と連携したもので、コンビ公認のチャイルドシートレンタルサービスはベビカルが初めてとなる。

北海道内ではENEOSサービスステーション(SS)を運営する北海道エネルギー株式会社の本社及びSSの6箇所、岡山ではJR西日本レンタカー&リース株式会社が運営する「駅レンタカー岡山営業所」で提供される。利用料金は、はじめの1時間250円、以降30分毎に100円で、12時間最大1,500円、12時間以降は30分毎に100円となっている。

貸出品として使用するのは、身長40~105cm(新生児~4才頃)まで使用できる「THE S エッグショック シリーズ」だ。新安全基準「R129」に適合し、車のシートに差して押し込むだけで簡単に装着できるISO‐FIX対応モデルである。また、シート部とベース部が分かれる”セパレート構造”により、眠った赤ちゃんをシートに乗せたまま車から宿泊先への移動が可能だ。さらに、シート頭部の両側面には超・衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載し、衝撃や振動から赤ちゃんの頭を守る。

ベビカルでは、会員向けアンケートで帰省や観光・お出かけ時にチャイルドシートのレンタルを希望する声が多数寄せられたことを受け、このサービスを開始する。無人タイプのカーシェアでの移動時や帰省時の選択肢として提供し、お客さま車移動時の安心安全や行動範囲の増加、楽しい思い出づくりに貢献したいとしている。

各社は子育て世帯の外出時の課題を理解・共有し、今後も子育て世代がより気軽に外出できる環境づくりを目指していく方針だ。