一般社団法人オープンデジタライズは、2024年7月10日に法務局デジタル地図アプリ「Groundy（グランディ）」をプレリリースした。Groundyは、法務局が提供する正確な「登記所備付地図」（14条地図）の電子データを使用した土地情報管理プラットフォームだ。

高精度な3D地図により、土地の正確な境界線をいつでもどこでも確認できる。専門的な知識がなくても、直観的に土地の地形と境界線を把握できるため、誰でも簡単に土地に関する情報を管理できるようになる。

第一弾として、林業のアナログ作業を革新できるサービスを提供している。今後は、土地管理に関わる農業・不動産・士業などの分野へ様々なサービスの展開を予定している。

Groundyの主な機能は、いつでもどこでも正確な境界線と地番の確認ができること、地番や建物の名前等で簡単に検索できること、地図の地番情報をフォルダやファイルとして作成し管理できるGroundy Drive機能、苗の必要本数と植林地点を自動で生成する機能（特許申請中）などがある。

料金プランは、無料のフリープランと月額1,800円（税別）のプレリリースプランがある。プレリリースプランは、初回登録1か月無料だ。

アプリリリース開始を記念して、2024年7月10日から8月10日までの期間限定で、植林点の算出と必要本数表示機能の1か月無料キャンペーンを実施している。

一般社団法人オープンデジタライズは、2024年1月に設立され、デジタル化の推進活動やGroundyアプリ等の運営を行っている。今後も「デジタル技術により、日常の不便を常に発見し、分析し、変革する」をモットーに、様々なサービスを展開していく予定だ。