BizPato、月額30,000円定額のAI民泊代行を東京エリア向けに提供開始
民泊運営代行事業などを手がける株式会社BizPatoは、2026年9月1日より、AIを活用した月額30,000円(税別)の定額運営代行サービス「AI民泊代行」の東京エリア向け提供を開始しました。ゲスト対応や価格調整をAIで代替して人件費を抑えることで、東京エリアにおける民泊オーナーの収益改善および多店舗展開の支援を図ります。
新宿区の規制強化方針と東京23区で約41.4%に達する廃業率
東京都新宿区では、住居専用地域や文教地区での民泊営業を原則禁止とする条例改正の検討が進められていると報じられています。家主同居などの例外を除き、商業地域でも営業日数を現行の年間180日から120日に制限する方針とされ、2027年2月の区議会定例会への条例改正案提出および2027年夏以降の施行を目指しているとされています(2026年9月時点の報道によるもので、正式な内容や時期は変更される可能性があります)。国土交通省観光庁のデータによると、新宿区の民泊届出住宅数は2026年7月15日時点で3,775件と全国最多ですが、条例が実現した場合は区内民泊の半数以上にあたる約2,000件が営業できなくなる可能性があると報じられています。
また、観光庁「住宅宿泊事業の届出住宅の状況」によると、2025年7月15日から2026年7月15日までの1年間で、東京都特別区(23区)合計の届出件数(累計)は21,070件から26,346件へ5,276件増加した一方、事業廃止件数(累計)も7,243件から9,426件へ2,183件増加しました。新規開業件数に対する廃業件数の比率は約41.4%となり、全国平均の約33.5%(新規開業12,704件・廃業4,252件)を上回っています。清掃やゲスト対応、価格設定といった運営負荷や人件費の増大が事業継続の課題となっています。
成果報酬型の手数料負担を定額制で削減
民泊運営代行サービスでは売上の20%程度を徴収する成果報酬型が一般的であり、売上が伸びるほどオーナーの費用負担が増大する傾向があります。AirROIによる過去のAirbnbにおける東京エリアの売上実績(2025年9月1日〜2026年8月31日)をもとにした試算では、物件タイプ別の月商目安と手数料20%時の負担額は以下の通りです(月商は目安であり売上を保証するものではありません)。

- 1K・ワンルーム(月商目安約240,000円):手数料20%の場合約48,000円に対し、月額定額30,000円で月あたり▲18,000円(37.5%減)
- アパート1LDK(月商目安約370,000円):手数料20%の場合約74,000円に対し、月額定額30,000円で月あたり▲44,000円(59.5%減)
- 戸建て(月商目安約510,000円):手数料20%の場合約102,000円に対し、月額定額30,000円で月あたり▲72,000円(70.6%減)
「AI民泊代行」は月額30,000円(税別)の定額制を採用することで、売上規模にかかわらず運営コストを一定に抑えられる仕組みとなっています。
本サービスでは、運営開始前の準備から開始後の日常業務までを一括してサポートします。
【運営開始前】
- 写真撮影(物件・ハウスマニュアル用 ※別途追加費用が発生)
- 予約サイト(Airbnbなど)への掲載・セットアップ
- ハウスマニュアル作成
- チェックインシステムの導入
【運営開始後】
- 自動メッセージ設定・料金調整
- 24時間365日のゲスト対応(多言語対応)
- チェックイン対応
- 問い合わせ・クレーム対応
- レビュー対応
- 清掃手配・管理
- 宿泊者名簿の保管
株式会社BizPatoは今後、定型的な問い合わせ対応などをAIが担い、特別感や感動につながる部分には人の手を加えるハイブリッド型の運営体制を強化し、AIと人のバランスを保ちながら顧客体験価値を高めた民泊を全国に増やしていく方針です。
株式会社BizPatoの概要
- 会社名:株式会社BizPato
- 所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田6-9-8 アエタ4階
- 代表者:代表取締役 高橋拓真
- 設立:2023年1月10日
- 事業内容:民泊運営代行事業、宿泊施設運営
- URL:https://bizpato.com/
本記事は株式会社BizPatoの発表および国土交通省観光庁の公表データ、各社報道をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



