株式会社しんげんが運営する主婦向け情報メディア「SHUFUFU」が、「旅の予定」に関するアンケート調査を実施した。調査は2024年7月にインターネットで行われ、旅行経験のある男女200人（男性88人、女性112人）から回答を得た。

日帰り旅行の計画を立てる時期については、「1週間前」が28.5%で最も多く、次いで「2〜3週間前」が26%、「1ヶ月前」が18.5%だった。一方、宿泊を伴う旅行の場合は、「1ヶ月前」が35%で最多となり、「2ヶ月前」が23%で続いた。日帰り旅行に比べ、宿泊旅行の方が計画を早めに立てる傾向にあることがわかる。

旅行先の決め方としては、「ネットをみて」が51.5%で1位となり、SNSで情報収集する人が多いことが明らかになった。2位は「思いつきで」の18.5%だった。

宿泊旅行での行動スケジュールの計画については、「大まかな行き先と日程程度は計画する」が74.5%で最多だった。「行き先ごとの滞在時間や移動時間まで計画する」は16.5%にとどまり、細かなスケジュールまで立てる人は少数派であることがわかった。

大まかな計画派からは、「後になって行っておけばよかったとならないように行き先だけは計画する」「せっかく近くに行ったのに、以前からチェックしていた所に行けなかったとならないように計画を立てる」など、やり残しを防ぐために計画を立てるという意見が多く寄せられた。

一方、細かな計画派は、「旅先での予期せぬトラブルをなるべく避け、楽しい旅行にしたい」「無駄なく旅行を楽しみたい」といった理由から、滞在時間や移動経路まで決めておくと回答。何パターンか予定を考えておく人もいた。

宿泊予約以外は何も決めないという人は少数派だったが、「その時の気分で決めたい」「のんびりしたい」といった理由が挙げられていた。

旅行の計画の立て方は人それぞれだが、アンケートからは、やりたいことを逃さずに旅行を満喫するために、ある程度の計画を立てる人が多いことがうかがえた。