ネットリソースマネジメント、SCS評価制度対応の準備サービスを2026年9月提供へ
株式会社ネットリソースマネジメントは、企業のセキュリティ対策と、サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)への対応を段階的に支援する「Pass Bird」シリーズを展開する。シリーズ展開に先立ち、基本対策から始める事前準備サービス「Pass Bird SECURITY ACTION(Pass Bird SA)」を2026年9月に提供開始する予定だ。
サプライチェーン全体のセキュリティ強化に向けて、企業の対策状況を段階的に評価するSCS評価制度の構築が進められている。
制度への対応には、要求事項に基づく自己評価のほか、IT資産の把握、社内ルールの整備、証拠資料の準備など複数の取り組みが必要となる。情報セキュリティの専任担当者がいない企業では必要な情報が社内に点在し、現状把握自体が負担となりやすい。また、担当者が認識していないIT資産や更新されていない管理情報がある場合、自己評価と実際の状況にずれが生じる可能性があることから、自社の状況を継続的に把握・整理することが求められている。

Pass Birdは、SCS評価制度への事前準備から評価対応、取得後の維持・継続的な改善までを段階的に支援するサービスシリーズである。エージェントアプリによるIT資産情報の自動取得や、利用企業と支援企業が情報を共有しながら取り組みを進められる仕組みを特徴としている。
各サービスで登録・取得した情報のうち共通する項目は次のサービスへ引き継がれる設計となっており、入力負担を軽減する。なお、Pass Birdに関連する技術は特許出願中(特願 2026-070350)となっている。今後は専門家による確認や助言などを支援する「Pass Bird EXP」の提供も予定されている。

「Pass Bird SA」は、本格的な制度対応の前に現状確認・改善・再確認の流れを経験する予行ステップとして位置づけられている。主な機能は以下の通りである。


- 基本対策の確認:パソコンの更新やウイルス対策、パスワード管理など日常業務に関わる25項目から現状を確認できる。確認内容は「SECURITY ACTION ★★二つ星」の自己宣言にも活用可能となっている(25項目すべてへの対応完了は自己宣言そのものの要件ではない)。
- IT資産情報の自動取得:エージェントアプリがIT資産情報を自動で取得・蓄積し、基本対策の確認項目に合わせて参考情報として表示する。
- 改善タスク管理:診断結果をもとに未対応項目を改善タスクとして管理し、解説を参照しながら改善を進められる。
- 対応意向と課題の可視化:SCS評価制度への対応意向や取得検討時期、課題などを回答し、必要な支援につなげる情報として整理できる。

支援企業向け機能と今後の展開
Pass Birdには、支援企業が複数の支援先企業における基本対策の確認状況や未対応項目、SCS評価制度への対応意向などを一覧で確認できる「支援コンソール」が備わっている。

同社は「Pass Bird SA」の提供開始後、「Pass Bird SCS Starter」「Pass Bird SCS」「Pass Bird EXP」の開発・提供を順次進める方針だ。
なお、Pass Birdシリーズは企業によるSCS評価制度への対応を支援する民間サービスであり、導入のみで制度における★の取得や評価結果を保証するものではない。また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が提供する公式サービスではないとしている。
株式会社ネットリソースマネジメント 概要
- 代表者:代表取締役社長 高野 昌樹
- 所在地:東京都千代田区神田三崎町 2-18-5 水道橋ビジネスキューブ 3F
- Web サイト:https://www.nrminc.co.jp/
本記事は株式会社ネットリソースマネジメントの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



