おつまみ調査、自宅飲みの9割がおつまみ食べる
マイボイスコム株式会社が2024年6月に実施した「おつまみ」に関するインターネット調査によると、自宅でお酒を飲む人の9割がおつまみを食べることが明らかになった。よく食べるおつまみとしては、「チーズ」「スナック菓子」「刺身、たたき」が各40%台、「ナッツ類」「揚げ物」「枝豆」「ギョウザ、シューマイ」「食肉加工品」などが各30%台となっている。
おつまみを購入する際に重視するポイントは、「味」が7割強でトップ、次いで「価格」が4割強、「すぐ食べられる」が3割弱という結果だった。「味が濃い」は若年層、「季節のもの・旬のものが入っている」は高年代層で高い傾向にある。
購入場所としては、「スーパー」が購入者の92.5%を占め、「コンビニエンスストア」が32.6%、「ドラッグストア」が20.9%と続いた。「コンビニエンスストア」は若年層で高く、20~30代では5割前後に上る。
おつまみを食べながら飲むお酒については、「ビール」が66.6%でトップ、「チューハイ、サワー」「発泡酒、新ジャンルビール」が4割前後、「ワイン」「日本酒」「焼酎・泡盛」が3割前後という結果となった。
今回の調査結果から、自宅でお酒を楽しむ際には、味や価格、手軽さを重視したおつまみが好まれる傾向が浮き彫りになった。また、年代や性別によって好みのおつまみやお酒の種類に違いがあることも明らかになった。自宅飲みの機会が増える中、おつまみ市場のさらなる拡大が期待される。