高島屋と龍村美術織物、家具ブランドCASA TATSUMURAを9月より順次国内展開へ
高島屋と株式会社龍村美術織物は、ミラノデザインウィーク2026で共同発表したインテリアブランド「CASA TATSUMURA(カーサ タツムラ)」について、2026年9月から国内の高島屋各店で順次展開および販売を開始する。2026年9月に開催されるOSAKA DESIGN WEEKの期間にあわせ、大阪高島屋で日本初公開される予定だ。
インテリアコレクションは、エントランスホール、リビングルーム、ダイニングルーム、ベッドルームを彩る龍村錦帯をあしらった全6種類のラインアップで構成される。
国内3店舗での展示・販売スケジュール
コレクションは大阪高島屋での初公開を皮切りに、新宿高島屋、日本橋高島屋S.C.へと巡回して展開される。各店の展示期間と会場は以下の通り。
- 2026年9月23日(水・祝)~9月29日(火):大阪高島屋 1階正面入口フロントステージ、 6階POP UP STATION(6F1)※6階は最終日午後7時迄
- 2026年10月28日(水)~11月3日(火・祝):新宿高島屋 11階 呉服サロン
- 2026年11月18日(水)~11月23日(月・祝):日本橋高島屋S.C. 本館8階 催会場

先行してミラノ・ブレラ地区のバルダサーリショールームで開催された展示では、6日間で1万2千人以上が来場した。
川村明子氏によるデザインとカリモク家具との協業
CASA TATSUMURAの立ち上げにあたり、総合プロデュース兼デザイナーとして東京と富山を拠点に活動する株式会社エイタブリッシュのクリエイティブディレクター川村明子氏が起用された。川村氏はブランドのブランディングおよびすべての家具デザインを担当している。


家具の製作パートナーには、優れた木工技術を持つカリモク家具株式会社が迎えられた。デザイン面では、日本の伝統的な建築や家具の要素である「行燈」「屏風」「格天井」などに着目し、行燈の間接的な光と美術織物鑑賞の共存、屏風のような可動式アートとしての帯の配置、格天井の立体的な格子構造を取り入れたテーブルなど、伝統の美意識と現代の機能を融合させた設計がなされている。



高島屋と龍村平藏の歩み

龍村錦帯は、1927年に初代・龍村平藏が高島屋で「第1回錦帯作品展」を開催したことから始まった高島屋オリジナルの帯である。初代平藏は1894年に18歳で独立した後、叔父の田村太兵衛が経営していた呉服店「丸亀屋」を高島屋が譲り受けて大阪へ進出した1898年を契機に織物業を拡大させた経緯があり、以来、両者は強い関係を維持してきた。
現在の五代 龍村平藏(龍村育・1973〜)は、「和の躍動 和の解放」を理念に掲げて活動しており、ディオール2025年フォールコレクションへの裂地採用などを経て、2026年にCASA TATSUMURAを発表した。
本記事は高島屋および株式会社龍村美術織物の発表をもとに作成されています。
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