小学館 サライ2026年10月号を9月9日発売 書の大特集や新蕎麦特集
小学館は、創刊37周年 記念特大号となる『サライ』 2026年 10月号を2026年9月9日に発売します。特別価格は1,280円(税込)です。今号では大特集「サライの『書』」や特集「ニッポン『新蕎麦』行脚」のほか、引き出し付録や別冊付録などが収録されます。
大特集「サライの『書』」で筆蝕と名筆を紐解く
大特集「サライの『書』」では、筆尖(筆先)と紙から伝わる触覚的な「筆ざわり」である「筆蝕」に着目し、書の歴史や名筆を味わう構成となっています。
第1部「名筆は書家の心から読み解く」の総論では、書家の石川九楊さんが古代中国・殷王朝の甲骨文に刻まれた最古の漢字から篆書や隷書などの書体の誕生や変遷を解説します。本論では、王羲之『喪乱帖』、顔真卿『自書告身帖』、空海『風信帖』、小野道風『屏風土代』、藤原伊行『葦手絵和漢朗詠抄』、藤原俊成『日野切千載集』、黄庭堅『伏波神祠詩巻』、俊芿『泉涌寺勧縁疏』、本阿弥光悦『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』、良寛 山田杜皐宛書簡『地しんは信に』を取り上げます。古典の書きぶりを読み解き再現する「臨書」については、書家で東京学芸大学教授の加藤泰弘(書家名は加藤堆繫)さんが解説します。
第2部「『書』に親しむ」では、写経場を設けている寺院として鎌倉の長谷寺を訪ねるほか、書家の永守蒼穹さんが小筆の持ち方や筆運び、手紙の書き方を案内します。また、夏目漱石、北大路魯山人、西田幾多郎、鈴木大拙の墨書も紹介します。

2大付録に原寸の書と「漢検」問題集
引き出し付録として、小野道風・藤原佐理とともに「三蹟」と称される藤原行成(972〜1027)が1018年に書写した国宝 藤原行成筆『白氏詩巻』と、重文 伝紀貫之筆『寸松庵色紙』を原寸で掲載します。

36ページの別冊付録『「漢検」で腕だめし』には、2020年度と2024年度の日本漢字能力検定で実際に出題された3級、準2級、2級、準1級、1級の問題が収録されます。

全国の在来種を巡る特集「ニッポン『新蕎麦』行脚」

特集「ニッポン『新蕎麦』行脚」では、山形県鶴岡市の越沢集落で受け継がれてきた「越沢三角そば」(越沢三角そば生産組合が営む蕎麦店『そば処まやのやかた』)や、長野の「戸隠そば」、福井の「越前そば」といった在来種の名産地と地元の名店を取り上げます。
あわせて、東京の『よし房 凛』や京都の料理と酒が堪能できる名店、全国の“駅蕎麦”から蕎麦粉を追究する4店を紹介します。さらに創業119年の老舗『茅場町長寿庵』の店主による、江戸前蕎麦の「かえし」と「つゆ」の技術も掲載します。

連載インタビューに古舘伊知郎さんが登場


連載「サライ・インタビュー」には、フリーアナウンサーの古舘伊知郎さん(71歳)が登場します。1954年東京生まれの古舘さんは、立教大学経済学部卒業後、昭和52年にテレビ朝日にアナウンサーとして入社しました。昭和59年にフリーに転身し、平成16年より12年間『報道ステーション』キャスターを務めました。インタビューでは、アナウンサーを目指したきっかけや新人時代の失敗談、トークライブ、客員教授として8年目となった立教大学での講義などについて語っています。
本記事は小学館の発表をもとに作成しました。

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