Dellows News

兵庫県と大阪府がクビアカツヤカミキリの合同パトロールを9月に実施へ

特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の被害木や成虫・幼虫の確認エリアが兵庫県および大阪府で拡大していることを受け、両府県の自治体が令和8年9月16日に合同パトロールを実施します。阪神北県民局と丹波県民局が連携し、大阪府および能勢町とともに境界を越えた監視体制を整えます。広域的な発生状況を把握し、府県間の連携を強化することで被害の拡大防止を図ります。

両県民局管内の全市町で確認が進む発生状況

阪神北地域では今年度、猪名川町(令和8年4月)と伊丹市(同年6月)で初めて生息が確認されました。丹波地域においても、昨年度から丹波市(令和7年7月~令和8年8月複数回)や丹波篠山市(令和7年7月、令和8年8月)で確認が続いており、阪神北県民局管内(伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)および丹波県民局管内(丹波篠山市、丹波市)の全市町で確認された状況となっています。

両地域に隣接する大阪府能勢町では、現在クビアカツヤカミキリや被害そのものは確認されていないものの、今後の拡大を防ぐための監視が必要とされています。生息域の拡大に対応するためには行政境界にとらわれない対策が求められることから、今回の合同調査が計画されました。

猪名川町・能勢町・丹波篠山市を巡るパトロール行程

合同パトロールは、クビアカツヤカミキリや幼虫の排出物である「フラス」の発見を目的として実施されます。参加機関は、兵庫県特定外来生物対策本部阪神地域部会・丹波地域部会、丹波篠山市、猪名川町、大阪府、能勢町です。

日時は令和8年9月16日(水)10:00~14:10を予定しており、予備日は令和8年9月18日(金)に設定されています。当日の行程は以下の通りです(天候や交通事情等により変更される可能性があります)。

  • 10:00 猪名川町(猪名川町立ふるさと館)約40分間
  • 11:10 大阪府能勢町(能勢町立名月グラウンド)約40分間
  • 13:30 丹波篠山市(兵庫県立ささやまの森公園)約40分間

樹木を枯死させるクビアカツヤカミキリの特徴

クビアカツヤカミキリは黒い体に赤い首が特徴の昆虫で、体長は2~4cmです。人体への害はありませんが、繁殖力が非常に強く、5月末~8月に活動する成虫は樹皮に最大で1000個近くの卵を産みます。

幼虫はサクラやモモ、ウメなどバラ科の樹木の内部に入り込み、木くずとフンが混ざった「フラス」を大量に出しながら2~3年かけて成長します。木の内部を食い荒らされることで樹木が枯死し、果樹園での農業被害や、公園・街路樹での倒木被害が発生することが懸念されています。

行政ではSNSなどを通じた情報提供も呼びかけており、阪神北県民局公式SNS(インスタグラム)でも早期発見に向けた協力を呼びかけています。

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/p/DZmIBW9BLqZ/ 問い合わせ先:兵庫県阪神北県民局県民躍動室環境課(電話:0797-83-3144)

本記事は兵庫県阪神北県民局の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間