マジックテープなのに静かに開閉、豊岡発の「NINJA BAG」

兵庫県豊岡市のバッグブランド「ARTPHERE(アートフィアー)」が、静かに開閉ができる新シリーズ「NINJA BAG(ニンジャバッグ)」をスタートさせた。第1弾は使い勝手の良いシンプルデザインのショルダーバッグタイプだ。

鞄を開ける際の”バリバリッ!”という音は、映画館などの静かな場所では結構響き、気になるものだ。そこで、アートフィアーではカブセ(鞄の蓋)部分に特殊な機構を採用し、開ける際のマジックテープの音を無くすことに成功した。これにより、音がしたら困るシーンでも気にせず開閉ができるようになった。

また、内部のポケットにも同じ機構を採用。生地同士が引っ付くことで、中に入れるものを包み込めるようになり、携帯やゲーム機などの機械類なども安心して運べるようになった。

「NINJA BAG」シリーズは、アートフィアーが展開する「RAIZON(レゾン)」コレクションの新たなラインナップだ。「RAIZON」は、不要な機能は省き、所作はよりスマートにすることをコンセプトに、”Less is More”(少ないことは豊かなこと)を追求したブランドである。

アートフィアーは、【鞄創造により人生を豊かにする】をミッションに掲げ、モノづくりに取り組んでいる。最近では、特許取得済みの【体温でフィットするショルダーベルト「ZeRoG® fit(ゼロジーフィット)」】の開発も行っている。

「NINJA BAG」シリーズは、クラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売を9月から行い、一般販売は1月を予定している。音の問題を解決した画期的なバッグとして注目を集めそうだ。