副業会社員の4割超で離職意向が高まる 約半数は起業・独立を志向
株式会社事業家集団が運営する「創業支援ポータル」は、副業をしている20代~50代の会社員男女332名を対象に実施した「会社員の副業実態に関する調査」の結果を公表しました。副業を始めた目的や本業への影響、モチベーションの変化、将来の独立意向などが明らかになっています。副業経験を本業に活かしたいと考える人が約7割に上る一方で、4割以上の人が副業を機に離職意向を高めている実態が示されました。
始める目的は金銭面が上位 4人に1人が副業へのモチベーション優位
副業を始めた目的を尋ねたところ、1位は「自由に使えるお金の確保」で46.4%、2位は「生活費の補填」で44.9%、3位は「貯蓄・投資の資金確保」で35.5%となりました。金銭的な理由が上位を占めています。
副業と本業のどちらのモチベーションが高いかについては、1位が「副業より本業の方が高い」で39.5%、2位が「どちらも同じくらい」で34.9%、3位が「本業より副業の方が高い」で25.6%でした。本業のモチベーションが高い人が約4割で最多となった一方、本業より副業のモチベーションが高い人も4人に1人以上の割合となっています。
副業が本業に与えた影響についての設問では、1位が「特に影響はない」で32.2%でした。具体的な影響としては、2位に「視野が広がり本業のパフォーマンスが上がった」が21.4%、3位に「本業の職場への帰属意識が薄れた」が17.2%で続いています。ポジティブな変化が見られる一方で、職場への帰属意識が薄れるといった声も挙がっています。
副業で得た経験や人脈を本業に活かしたいと思っているかを聞いた設問では、1位が「どちらかといえば活かしたいと思っている」で38.3%、2位が「活かしたいと思っている」で30.4%となり、これらを合計した68.7%の人が本業への活用に前向きな姿勢を示しました。なお、3位は「どちらかといえば活かしたくないと思っている」で17.8%でした。


4割以上で離職意向が上昇 将来の起業・独立意向は約半数

副業を始めたことによる現在の職場に対する離職意向の変化では、1位が「変わらない」で47.0%となりました。一方で、2位の「やや高まった」(24.4%)と3位の「とても高まった」(17.8%)を合わせた比率は42.2%に達し、副業を始めたことで現在の職場に対する離職意向が高まった会社員が4割以上存在することがわかりました。


さらに、将来的に起業・独立を果たしたいと考えているかを尋ねる設問では、「いいえ」が52.4%、「はい」が47.6%という結果になり、副業を行っている会社員の約半数が将来的な起業や独立を視野に入れている状況が浮き彫りになりました。

調査概要
- 調査期間:2026年8月18日~8月20日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:副業をしている会社員(20代~50代の男女)
- 調査人数:332名
- モニター提供元:RCリサーチデータ
※回答比率は小数点第二位を四捨五入しているため、回答比率の合計は100.0%にならない場合があります。

本記事は株式会社事業家集団の発表をもとに作成しました。
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