日本医療政策機構、自治体や被用者保険者の視点による肥満症対策の論点整理を公表
特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)は、「【論点整理】社会課題としての肥満症対策~肥満・肥満症政策の推進に向けた自治体・被用者保険者の視点~」を公表した。肥満・肥満症政策の推進に向けた環境整備と制度設計の在り方を示すことを目指している。
肥満症対策における現状と課題
肥満症対策においては、予防や健康増進を目的とした肥満対策と、医療的アプローチの両方を並行して進める必要がある。
肥満対策については、非感染性疾患対策の一環として国や自治体、事業主や被用者保険者を含む職域でさまざまな取り組みが行われている。しかし、肥満症対策に関しては、自治体や被用者保険者による取り組みが非常に限られている状況にある。
論点整理の主な内容と推奨される連携体制
公表された論点整理では、肥満症対策を推進する保険者の実態把握や、今後肥満症対策を実装する上で必要な環境整備、制度設計の在り方について、自治体や被用者保険者の視点から取りまとめられた。ヒアリング内容と論点として以下の項目が整理されている。
- 自治体・被用者保険者における肥満症対策の実態
- 肥満症対策実装する上で求められる視点・環境・連携体制
- 自治体・保険者が抱える全般的な課題
- column 肥満症と関連した肝疾患対策の現状
自治体に推奨されるアクションとしては、自治体内部の体制構築をはじめ、地域における郡市区医師会や中核病院の医師・専門家との連携体制構築、都道府県・市町村・教育委員会間の調整、肥満症の人のニーズや現場の声に即した政策設計や支援の整備などが挙げられている。
日本医療政策機構について
特定非営利活動法人 日本医療政策機構は、2004年に設立された非営利、独立、超党派の民間の医療政策シンクタンクである。市民主体の医療政策を実現すべく、独立したシンクタンクとして幅広いステークホルダーを結集し、社会に政策の選択肢を提供している。
- 団体名:特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)
- 所在地:東京都港区
- 代表理事:乗竹 亮治
- 公式サイト:https://hgpi.org/
本記事は特定非営利活動法人 日本医療政策機構の発表をもとに作成。
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