NABLA Mobilityの運航予測ツール、ベトナム航空がトライアル開始
株式会社 NABLA Mobilityは、国営企業であるVietnam Airlines JSC(ベトナム航空)が運航ダイヤ統制最適化ツール「Operational Forecaster」のトライアルを開始することを発表しました。本トライアルではベトナム航空の国内線および国際線の双方を対象とし、実運航の現場において遅延リスクを特定・管理する上での有効性を検証します。NABLA Mobilityにとってベトナムの航空会社との協業は初めての取り組みであり、同ツールの導入は東南アジア地域において初となります。

今回のトライアルは、AIを活用した運航支援の形を推進するNABLA Mobilityのビジョンと、業務のデジタルトランスフォーメーションへの積極的な投資を進めるベトナム航空の方針が合致したことで実現しました。
ベトナム航空は実運航の現場でOperational Forecasterを利用・評価し、運航管理担当者がネットワーク全体で遅延リスクを把握し、対処する上での有効性を確かめます。
Operational Forecasterの特徴
Operational Forecasterは、過去の運航データ、気象予報、航空機の交通状況、フライトスケジュールなどを組み合わせることで、遅延リスクのあるフライトを事前に特定するツールです。
主な機能と特徴は以下の通りです。
- 遅延リスクに加え、予測される遅延の主な要因を可視化
- 各予測に対するシステムの確信度を表示
- 遅延発生時におけるネットワーク全体への波及シミュレーション
本製品は運航管理担当者やディスパッチャー(地上から各フライトの飛行計画を作成し、離陸から着陸まで運航を監視・支援する専門職)の判断を代替するのではなく、支援することを目的として設計されています。早い段階で対策の選択肢を検討できるようにし、現場判断の高度化を目指しています。
関係者のコメント
Vietnam Airlines JSCのOperations Control CenterでDeputy Directorを務めるNhu Huy Hung氏は、Operations Control Center内での新たなAI主導の意思決定支援ツールのテストは、イノベーションへのコミットメントとフライト運航管理の強化を反映したものであると述べています。
株式会社 NABLA Mobilityの創業者兼CEOである田中辰治氏は、人間のオペレーターに代わるツールを作ることが目的ではなく、運航管理者がより早くリスクを把握し、状況を評価して適切な判断を下すための時間を確保できるようにすることが狙いであるとコメントしています。
発表各社の概要
株式会社 NABLA Mobility
- 所在地:東京都千代田区
- 代表者:代表取締役兼CEO 田中辰治
- 主な展開製品:Weave、Operational Forecaster、OBST
Vietnam Airlines JSC(ベトナム航空)
- 事業概要:ベトナムのフラッグキャリア
- 加盟アライアンス:SkyTeam
本記事は株式会社 NABLA Mobilityの発表をもとに作成されています。
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