パナソニック、法人向けPC新製品を発表

パナソニック コネクト株式会社は、法人向けに頑丈ノートパソコン「タフブック」のFZ-55シリーズを2024年7月上旬に、モバイルパソコン「レッツノート」のCF-FV5シリーズを2024年7月下旬から順次発売すると発表した。

近年、少子高齢化による人手不足やWeb会議の普及などにより、ビジネスの現場は大きく変化している。働く人、場所、時間が多様化する中で、ビジネスの成果を最大化するためには一人ひとりの働き方に合わせたPCを選択する必要がある。パナソニック コネクトは、多様な働き方のニーズに対応するためラインアップを拡充する。

タフブック「FZ-55」は、オフィスでも屋内外で作業する現場でも安心して使える頑丈PCだ。粉塵や水滴のかかる製造・保守メンテナンスの現場では、オフィス用PCを現場に持ち込むと故障が増えるという不安と、頑丈なPCは重すぎて使いづらいという不満の声があったが、「FZ-55」は防塵IP5X防滴IPX3(外部機関で試験を実施。無破損・無故障を保証するものではない)準拠の頑丈さと約2.08 kg(質量はHDモデルの平均値。各製品で質量が異なる場合がある)の持ち運びやすさを両立している。現場での不安や不満を解消し、業務効率化に貢献する。

レッツノート法人向けは14.0型大画面コンパクトで好評の「CF-FV4」にインテル Core Ultraプロセッサー搭載の「CF-FV5」がFVシリーズの新たなラインアップとして加わる。高いパフォーマンスを発揮し、高負荷な処理が多い開発業務などに最適だ。従来に比べバッテリー駆動時間が延長したため、充電ケーブルを携帯する煩わしさが軽減し、テレワークやオフィスでの活発なコラボレーションを創出する。持ち運びに便利な軽量コンパクト12.4型「CF-SR4」と2in1モバイル「CF-QR4」も含め多様なラインアップを展開する。

パナソニック コネクトは、個々の働き方に合わせたPCラインアップの拡充とIT部門の端末管理負荷を軽減する「スリムワークサポート」により業務効率化を促進し、ビジネスの最大化に貢献するとしている。