全国高校かるた選手権大会、滋賀・大津で開催へ

2024年7月20日と21日の2日間にわたり、滋賀県大津市で「小倉百人一首競技かるた 第46回全国高等学校選手権大会」が開催される。この大会は、一般社団法人全日本かるた協会、公益社団法人全国高等学校文化連盟、一般財団法人天智聖徳文教財団、滋賀県かるた協会の4団体が主催するもので、全国の高校生が競技かるたの日本一を目指して熱戦を繰り広げる。

団体戦は7月20日に行われ、全国398校が参加した予選を勝ち抜いた58校が出場。準決勝と決勝の模様はYouTubeでライブ配信される予定だ。個人戦は翌21日に、1回戦から行われる。

会場は近江勧学館をメイン会場とし、大津市内の9会場で実施される。文部科学省や滋賀県、大津市などが後援し、大塚製薬ポカリスエットや牛乳石鹸共進社株式会社など多くの企業が協賛している。

昨年度の大会では、創部9年目で2度目の出場となった私立関東第一高等学校(東京都)が初優勝を飾った。今年は連覇を目指すが、昨年3位の私立浦和明の星女子高等学校(埼玉県)や38年ぶりのベスト4入りを果たした県立福岡高等学校(福岡県)など、強豪校が優勝を狙う。

また、初出場の府立市岡高等学校(大阪府)は、大阪府予選決勝で本命の府立茨木高等学校を破っての出場となり、私立市川高等学校(千葉県)は一昨年に同県代表の私立渋谷教育学園幕張高等学校が初出場初優勝を果たしており、初出場校の活躍にも注目が集まる。

5人団体戦の白熱した戦いから目が離せない、競技かるたの甲子園が今年も開幕する。