第2回HLMCが2026年11月に東京で開催へ 老化の定量化とAI技術を議論
第2回Healthy Longevity and Medicine Conference(HLMC 2026)が、2026年11月18日(水)から20日(金)までの3日間、順天堂大学医学部7号館(A棟)小川講堂にて開催される。シンガポール国立大学(NUS)、一般財団法人ASAGI Labs、Science Alliance for Research in Asia Ltd.(SARA)の3機関が共同主催し、会場参加のみの現地開催でオンライン配信は行われない。基礎の老化研究において世界の第一線で活躍する研究者や産業界、政策関係者が集い、サイエンスを軸とした議論を深める。
老化の定量化とAI技術を巡る開催背景
本カンファレンスのテーマは「Quantifying Aging: AI and Aging Clocks in Precision Health」となる。複雑な老化のプロセスに対し、プロテオミクスやヘルスケアデータなどの統合的なデータからAIを用いて定量化し、人の真の機能状態を客観的に可視化する技術「Aging Clock」を医療やヘルスケアの最前線へ実装する道筋を探る。
2026年度の研究トレンドとして、プロテオミクスやヘルスケア情報を統合して健康状態(老化)を科学的に定量・予測するAI技術をはじめ、新しいAging Hallmarkを軸とした老化の分子機序の解析、クジラなどの長寿生物種における寿命延伸の新しい仕組みが報告されている。バイオマーカー開発や創薬、パーソナルヘルス指標の設計など応用範囲が広がるなか、最先端の科学的知見を基礎研究から産業応用、政策的実装へとつなぐ場を提供するとしている。
3日間のプログラムと国内外からの登壇者
会期のうち、1日目と2日目(11月18日、19日)は主に基礎研究を中心とした最先端の国際研究に関する議論が行われる。3日目(11月20日)には、Longevityにおける事業を進めるスタートアップや投資家を中心としたピッチやパネルディスカッションなどが実施される予定となっている。
プログラムには招待講演、スタートアップによるピッチセッション、ポスター発表、スポンサー展示、ネットワーキング、アワードセレモニーなどが含まれる。登壇者として以下の研究者らが予定されている。
- 基調講演:Chong Yap Seng教授(シンガポール国立大学 医学部長)、阿部高明教授(東北大学)、須田年生教授(中国医学科学院・北京協和医学院)、Dean Ho教授(シンガポール国立大学 N.1 Institute for Health所長)
- 招待講演:岡野栄之教授(慶應義塾大学)、Brian Kennedy教授(シンガポール国立大学)、早野元詞(一般財団法人ASAGI Labs代表理事)など
国交60周年を記念した共同主催体制と前回の実績
第2回となる今回は日本とシンガポールの国交樹立60周年にあたる。前回シンガポール国立大学ユニバーシティタウンで開催された第1回Healthy Longevity and Medicine Conference(HLMC 2025)では、日本、シンガポール、中国、アラブ首長国連邦など各国から250名以上の専門家が参加し、老化科学や再生医療、脳の健康に関する研究成果が共有された。
開催概要
- 名称:第2回Healthy Longevity and Medicine Conference(HLMC 2026)
- テーマ:Quantifying Aging: AI and Aging Clocks in Precision Health
- 会期:2026年11月18日(水)~20日(金)(3日間)
- 会場:順天堂大学医学部7号館(A棟)小川講堂(東京都文京区本郷)
- 開催形式:現地開催(会場参加のみ・オンライン配信なし)
- 参加登録URL:https://www.hlmconference.com/registration
- アブストラクト投稿URL:https://www.hlmconference.com/submission
- 公式サイト:https://www.hlmconference.com/
- 事務局:一般財団法人ASAGI Labs(Healthy Longevity and Medicine Conference実行委員会、E-mail:info@asagilabs.or.jp)
本記事は一般財団法人ASAGI Labsの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



