札幌市、認定プログラム活用のIT人材採用で市内事業者に補助金を交付
札幌市は、多様な背景を持つ即戦力や高度IT人材の育成・確保を目的として、認定プログラムを活用してIT人材を採用した市内中小IT事業者に対する補助制度を実施しています。拡大するIT人材需要に対応するため、採用にかかった経費の補助を行います。本制度の対象となる認定プログラムの事業者募集も随時行われています。
補助制度の概要と対象者
本制度の補助対象者は、札幌市認定プログラムを活用してIT人材を採用した市内IT事業者です。対象となるのは、札幌市内に拠点を有し、IT産業を事業としている中小企業者となります。
採択予定件数は20件程度で、申請上限回数は「札幌市認定プログラム × 市内IT企業」の組み合わせごとに2件までとなっています。
補助対象経費と補助上限
補助対象となる経費は、札幌市認定プログラムから輩出されたIT人材の採用にかかる経費のうち、以下に掲げるものです。
- プログラム参加費
- 人材紹介手数料
- 教育費
- 外国人エンジニア採用支援費
補助率は10/10で、補助上限額は1人あたり上限25万円と設定されています。
詳細情報:https://www.city.sapporo.jp/keizai/top/topics/it/accreditation_subsidy.html
認定されているプログラム一覧
現在認定されているプログラムは以下の4つです。
- 認定番号:001「Webアプリケーションエンジニア育成コース」(株式会社GKI)
- 区分:リスキリング、外国人材確保
- 概要:未経験者向け個別指導研修を実施。3ヶ月(60日・390時間)のプログラムを提供し、市内IT企業に紹介する。
- 輩出可能な人材像:Webアプリ開発に必要な基礎知識(Java、C#、Python、DB、HTML/CSS等)を修得し、指示の下で開発業務に従事できる人材。
- 費用の目安:学習支援費(10万円)+ 人材教育費(15万円)
- 認定番号:002「海外ITエンジニア雇用促進プログラム」
- 区分:外国人確保
- 概要:ベトナム等海外から札幌市内IT企業への就職・転職を目指す学生・エンジニアの人材紹介を実施。ビザ手続きや生活面のアドバイス等で定着を促進する。
- 輩出可能な人材像:日本語でのコミュニケーションが可能な情報系大学卒業生、ブリッジエンジニア、プログラマー、システムエンジニア等。
- 費用の目安:人材紹介手数料(年収の30%)
- 認定番号:003「女性のAI/IT人材育成プログラム Ms. Engineer」(Ms.Engineer株式会社)
- 区分:リスキリング
- 概要:未経験の女性を平均8ヶ月で高度AI人材にオンライン育成。ITSSレベル4相当のスキル習得と実践的な実務OJTが強み。
- 輩出可能な人材像:高度なAI・ITスキルを有し、自走して開発をリードできる人材。AI前提の設計・実装能力やリモート環境での実務マインドを兼備。
- 費用の目安:人材紹介手数料(年収の30%)
- 認定番号:004「即戦力IT人材輩出プログラム(GOALSkill)」(株式会社SmartTOV)
- 区分:リスキリング
- 概要:独自のAI-OJT「GOALSkill」を活用し、フロント・バックエンド開発から基本情報技術者水準のスキルを体系的に教育。
- 輩出可能な人材像:フロント・バックエンド開発やDB設計の知識を有し、仕様検討からテストまで一連のタスクをこなせる即戦力エンジニア。
- 費用の目安:人材紹介手数料(年収の30%)+ 人材教育費(20万円)
プログラム詳細:https://www.city.sapporo.jp/keizai/top/topics/it/accreditation_list.html
認定プログラムの新規登録・募集要件
札幌市では、本制度の対象となる認定プログラムの新規登録・募集も随時行っています。主な認定要件は以下の通りです。
- プログラムの要件:
- 市内IT企業2社以上から推薦を受けていること
- プログラムの内容及び輩出可能な人材像を明確に定めていること
- 日本の就職市場に存在していない新たなIT人材を生み出すものであること
- 事業者の要件:
- 概ね5年間以上、札幌市認定プログラムを実施し続ける見込みがあること
- プログラムを適切に実施するための実施体制があること
- 日本国内に活動拠点があること
申請受付:https://www.city.sapporo.jp/keizai/top/topics/it/accreditation.html
本記事は札幌市の発表をもとに作成されています。
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