高校生の就活支援デジタルサービス「高チャレTV」に生徒が求人一覧を作成できる新機能

株式会社COFFISOは、高校生の就職活動をサポートするデジタルサービス「高チャレTV」に、生徒自身が求人一覧を作成できる新機能を追加した。この機能は、企業から高等学校に届く求人票をAIで読み取り、生徒が簡単に一覧表を作成できるようにするものだ。

従来、高校生の就職活動では、教員が紙の求人票から情報を選び出し、手作業でパソコンに入力して一覧表を作成していた。しかし、この作業には多くの労力がかかり、生徒が情報を得るまでに時間がかかっていた。また、教員が主観で選んだ情報では、生徒が本当に必要とする情報が含まれていないことも多かった。

新機能では、生徒自身が求人票の50種類以上の項目から必要な情報を選び、一覧表を作成できる。これにより、生徒は自分の優先事項に基づいて求人を比較検討し、より効率的な就職活動が可能になる。

COFFISOは、高校生の就職活動を支援するために「高チャレTV」を開発した。同社は、高校生の中には将来に悲観的な考えを持つ者が多いことに気づき、教育を通じて彼らの可能性を引き出すことを目指している。また、教員自身が就職経験に乏しいため、生徒へのキャリアアドバイスに悩んでいることも分かった。

「高チャレTV」は、求人情報をデジタル化し、生徒がスマートフォンなどで閲覧できるようにするサービスだ。教員の事務負担を減らすことで、生徒の面接指導や面談などに時間を割けるようにすることを目的としている。