ECサイト(ネットショッピング)の利用率に関する実態調査、ジャンル別に差

株式会社1616が運営する情報メディア「どこで買えるドットコム」は、2024年3月27日から4月3日にかけて、男女331人を対象に「ECサイト(ネットショッピング)の利用率に関する実態調査」を実施した。

調査の結果、ECサイト(ネットショップ)を普段利用する人の割合は96.9%に上ることが明らかになった。全18ジャンルのECサイトの利用率を調べたところ、最も利用率が高いのはゲーム(81.1%)で、次いで漫画・本・音楽(75.0%)、趣味用品(63.5%)、ギフト・プレゼント(61.8%)となった。

一方で、食品やカー用品、自転車、キッチン用品などは、店頭で購入すると回答した人が多かった。年代別のECサイト利用率に大きな差はないものの、60代以上の利用率がやや低い傾向にあることも分かった。

近年、利用することが当たり前になりつつあるネットショッピングだが、商品ジャンルによって、店頭とECサイトの利用率に差があることが明らかになった。

今後も、消費者のニーズや行動パターンに合わせて、ECサイトと実店舗がそれぞれの強みを生かしながら、共存していくことが予想される。