ギャルリーためなが東京店で漆作家6名による展覧会が2026年10月に開催へ
ギャルリーためながは、2026年10月3日(土)から11月1日(日)まで、漆の素材と技法に焦点を当てた展覧会「うるしの美 Expressions of Urushi」を開催する。
会場となるギャルリーためなが東京店では、村本真吾、伊能一三、隗楠、五月女晴佳、谷川美音、柞磨祥子の6名による作品が一堂に展示される。長年にわたり漆による表現を磨いてきた作家たちが、伝統の技を受け継ぎながら独自の造形美を追求した作品群を披露する。
伝統と革新を追求する出展作家のプロフィール


本展に出展する6名の作家は、それぞれの独自の手法で漆の新たな可能性を探求している。


- 村本真吾:1970年石川県生まれ。東京藝術大学大学院工学科漆芸専攻。脱活乾漆技法に精通し、竹と漆を組み合わせて艶やかさと軽やかさを融合させた作品を制作している。自然界の姿に触発された造形を通じ、自然と人間の共存・共生の表現を探求する。
- 伊能一三:1970年神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸修了。木心乾漆や桐塑の技法をベースに、木材で削り出した輪郭を芯として幾重にも漆を施す。身近なモチーフを用いて木彫の量感と漆の繊細な表情を両立させており、ギャルリーためながには初出展となる。
- 隗楠:1994年中国、北京市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科漆工領域博士後期課程修了。皮革を素材とし、皺を付ける過程で生まれる偶発的な曲面を漆で留めた造形を展開する。黒と赤を基調に、自然の神秘とエネルギーを表現している。
- 五月女晴佳:1987年栃木県生まれ。東北芸術工科大学修士課程芸術文化専攻工芸領域修了、2023年金沢卯辰山工芸工房を修了。唇をモチーフに、漆と化粧の共通性に着目した作品を制作する。2023年モード学園のCMのメインビジュアルに作品が起用された。
- 谷川美音:1988年京都府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程漆工専攻修了。令和3年度京都市芸術新人賞を受賞し、現在は京都を拠点に活動する。ドローイングから生まれる造形に漆を重ね合わせた表現を行い、今回初出展となる。
- 柞磨祥子:1991年広島県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻(漆工)修了。陰翳と液体のような形態を融合させた現代彫刻を手掛ける。近年は伊万里や景徳鎮の磁器と漆を調和させた作品も制作している。
株式会社ギャルリーためながの沿革


株式会社ギャルリーためながは、1969年に銀座で印象派から現代美術までを扱う画廊として創業した。1971年にパリと大阪、2021年に京都に開廊している。


2025年9月には、発祥の地である銀座から南青山・骨董通りへ移転し、展示スペースを従来の3倍に広げた。現在は世界各国の作家の作品を紹介するとともに、日本人作家の作品を展示する機会も広げている。
展覧会概要と問い合わせ先
展覧会および関連イベントの概要は以下の通りとなっている。
- 展覧会名:「うるしの美 Expressions of Urushi」
- 会期:2026年10月3日(土)~ 11月 1 日(日)
- 作家来廊レセプション:10月3日(土)16:00 – 18:00
- 会場:ギャルリーためなが東京店
- 時間:月-土11:00-19:00 / 日・祝11:00-17:00
- 公式サイト:www.tamenaga.com
- 問い合わせ先:ギャルリーためなが(担当:亀田)
- 所在地:東京都港区南青山 6丁目5-39
- TEL:(03)3573-5368
- E-mail:c.kameda@tamenaga.com
本記事は株式会社ギャルリーためながの発表をもとに作成しています。
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