YouTube視聴者の58%が企業公式チャンネルを登録、商品やサービスの魅力を熱望
株式会社Utakataが10代〜50代のYouTube視聴者283名を対象に実施した「YouTubeの企業アカウント」に関する調査結果が発表された。調査は2024年4月15日〜29日にかけてインターネット上で行われた。
調査によると、回答者の57.2%が企業の公式YouTubeチャンネルを登録していることが明らかになった。登録している目的としては、「その企業の商品・サービスが好き」が最多の106票、次いで「投稿が面白い」が70票、「好きな芸能人やインフルエンサーがキャスティングされている」が41票という結果だった。
一方、視聴者が企業アカウントに求める動画としては、「商品やサービスの魅力が伝わる動画」が127票でトップ。次いで「新商品発売・新サービス開始の情報」が122票、「割引やキャンペーン情報」が110票と続いた。エンターテインメント性のある動画への期待も93票と高かった。
また、YouTubeを有効活用しているイメージがある企業アカウントとしては、「Nintendo」と「マクドナルド」が同率1位となった。2位は「わかさ生活」、3位は「ジャンプチャンネル」と「東京ディズニーリゾート」が同率だった。
今回の調査から、YouTube視聴者の半数以上が企業の公式チャンネルを登録しており、商品やサービスの魅力を伝える動画を求めていることが分かった。企業は自社の強みを活かしつつ、視聴者のニーズに合った動画コンテンツを制作・発信していくことが重要だろう。SNSアカウント運用担当者は、動画の面白さや内容次第でチャンネル登録に繋がる可能性があることを念頭に置き、戦略的なチャンネル運営を心がけるべきだ。