ABBと日本通運、国内初ABB TOKYO SERVICE WORKSHOPを開設
ABB株式会社と日本通運株式会社は、東京都品川区の日本通運倉庫内に「ABB TOKYO SERVICE WORKSHOP」を開設しました。本施設は、ABBエレクトリフィケーション事業本部が提供する製品のアフターサービスや保守パーツの供給、エンジニア教育などを担う日本国内初のサービスワークショップです。両社の連携により、国内各地および海外現場への迅速な保守対応と安定した電力供給の支援を目指します。
電力需要拡大と保守体制の課題
近年、AIの普及やデータセンターの拡張、半導体需要の拡大、脱炭素化の進展などを背景に、世界的に電力需要が高まっています。日本国内においても、半導体工場やデータセンター、再生可能エネルギー関連施設などの建設や拡張が進んでおり、安定した電力供給を支える受変電設備の重要性が増しています。
一方で、電気設備の高度化や大規模化に伴い、専門的な保守人材の育成や保守パーツの安定供給、設備停止時間の短縮といった点が課題となっていました。
国内初のワークショップ機能と戦略的立地
今回開設されたABB TOKYO SERVICE WORKSHOPは、高圧・低圧スイッチギアをはじめとするABB製品のユーザーに向けて、技術サポートや修理・メンテナンス、診断対応などを提供する拠点です。実機を活用したデモンストレーションや検証のほか、サービスエンジニアおよびサービスパートナー向けの教育・認定を国内で実施することにより、現場対応力を高め、顧客設備の安定稼働と停止時間の短縮に貢献するとしています。
また、本施設は東京港、大井コンテナふ頭、JR貨物東京貨物ターミナル駅、羽田空港に近接しています。この立地条件と日本通運の物流ネットワークを活用し、教育機能とパーツセンター機能を同一拠点に集約することで、技術者育成から国内各地や海外現場への保守パーツ供給、現場対応までを一体的に行います。
物流と技術力を融合した協業の深化
ABBと日本通運はこれまでも、ABB製品の輸送・据付や組立・メンテナンスなどを通じて協力関係を構築してきました。
今回の施設開設を契機として、ABBが持つ製品・技術力と、日本通運が培ってきた調達・通関、輸送、保管、搬入・据付といった物流ノウハウを組み合わせ、教育・認定から現場対応まで連携して提供することで、国内電気設備の安定稼働と保守サービスの高度化を進める方針です。
会社概要
- ABB株式会社
- 所在地:東京都品川区
- 代表者:代表取締役 ロイック・ペコンドン-ラクロワ
- 会社HP:https://new.abb.com/jp
- 日本通運株式会社
- 所在地:東京都千代田区
- 代表者:代表取締役社長 竹添 進二郎
- 会社HP:https://www.nittsu.co.jp/
本記事はABB株式会社および日本通運株式会社の発表をもとに作成されています。
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