Arduino初の日本公式コンテスト、スイッチサイエンスと9月15日より開催へ
株式会社スイッチサイエンスは、イタリアのArduino S.r.l.と共に、現実世界の情報を認識・判断して機器の動作へ展開するプロトタイプ作品を募集するコンテスト「Arduino Physical AI チャレンジ 2026」を2026年9月15日より開催する。
本コンテストは、日本国内におけるフィジカルAI開発者コミュニティの拡大と「Arduino UNO Q」の新たなユースケース創出を目的としており、Arduino社が直接主催する日本初の公式コンテストとなる。運営協力は作品投稿・コンテストサイト「ProtoPedia」を運営する一般社団法人MAが務める。
2段階のステップアップ方式で実施する選考プロセス
選考は書類・作品審査から始まり、通過者がオンラインプレゼン形式の「1st Stage審査会」(2026年12月11日開催)へ進出する。そこで選出された5名には上位モデル「Arduino UNO Q」の機材供与などのサポートが提供され、特別審査員とArduino社審査員による「Final Stage審査会」(2027年1月31日開催)に挑む構成となっている。
副賞として、1st Stage通過者のうちArduino UNO Qを使用していない作品には「Arduino UNO Q 4GBモデル」が供与され、同製品を使用した作品には「スイッチサイエンス クーポン1万円分」が進呈される。Final Stageでは、最優秀賞に「Arduino VENTUNO Q」、優秀賞にスイッチサイエンスクーポンがそれぞれ用意される。
募集内容と審査基準
募集テーマは「Ideation and Prototyping for Physical AI Skills」で、純正Arduino製品を使用し、AIスキルの実装やアクチュエータなどの制御を通じて現実世界に作用するプロトタイプ作品を募る。

主な応募条件と審査基準は以下の通り。

- 応募条件:純正Arduino製品を使用していること、ProtoPediaに作品と関連情報を掲載・公開すること、日本在住者を主として構成する個人またはグループで日本語での連絡が可能なこと(未成年は保護者の同意が必要。グループ応募でも副賞のUnoQ提供は1つのみ)
- 審査基準(1st Stage):将来性(フィジカルAIの可能性を感じさせる作品)、独創性(オリジナリティあふれる作品)、完成度(プロトタイプとしての完成度)
- 審査基準(Final Stage追加項目):発展性(Arduino UNO QのAI性能を活かした作品)
応募作品の著作権は原則として開発者に帰属するが、主催者および共催者が広報目的で作品情報を無償利用できる点や、応募者オリジナルの作品であること、第三者の権利を侵害していないことなどが規約に定められている。

応募受付は2026年9月15日から11月24日まで、ProtoPediaの専用コンテストページ(https://protopedia.net/event/arduino-physical-ai)にて実施される。11月25日からの書類・作品選考を経て、12月1日を目安に結果が通知される予定となっている。
特別審査員には、情報科学芸術大学院大学教授の小林茂氏、アスラテック株式会社取締役チーフロボットクリエイターの吉崎航氏、株式会社スイッチサイエンス取締役の九頭龍雄一郎氏が就任する。
共催にあたり、スイッチサイエンス代表取締役社長の金本茂氏は「本コンテストを通じて、多様なユースケースが生まれ、開発者同士が知見を共有しながら挑戦を重ねることで、国内のフィジカルAI開発がさらに活発になることを期待しています」とコメントしている。
本記事は株式会社スイッチサイエンスの発表をもとに作成。
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