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LIFULL、住まい探し支援のFRIENDLY DOORにルビ表示機能を追加

株式会社LIFULLは、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」の住宅弱者向けサービス「FRIENDLY DOOR」において、2026年9月4日より「ルビ(ふりがな)表示機能」を追加しました。日本語を第一言語としない方や、ディスレクシアなどの識字障害により漢字の読解に困難を抱える方が、スムーズに住まい探しを行える環境の提供を目指します。漢字の読みに対する心理的ハードルを下げることで、すべての人への住まいの平等の推進を図ります。

1クリックでふりがなを表示 難読地名の誤表示も対策

今回の新機能は、サイト上でユーザーが1クリックするだけでルビを表示できる仕組みです。一般財団法人ルビ財団が提供する「ルビフルボタン」を活用し、視認性を維持したルビ表示を実現しています。

また、地域名や駅名など特殊な読み方をする固有名詞については、「LIFULL HOME’S」が保有するデータベースを活用し、誤表示を最小限に抑える対策を講じています。ルビ財団の伊藤豊代表理事によると、企業からの相談をもとに個別にカスタマイズして地名のルビ振り機能を開発・導入した初の事例となります。

LIFULL HOME’Sが2022年に実施した「住宅弱者の住まい探しに関する実態調査」によると、「不動産用語が難しくてわからなかった」と回答した人は24.8%、外国籍では18.2%に上り、言語や用語の壁が浮き彫りになっていました。

当初は表現を平易にする「やさしい日本語」の導入も検討されたものの、説明によって文章が長くなり読みづらさが生じる課題がありました。そこで、情報量を維持しながら理解度を高められる手段としてルビに着目しました。ルビの導入は、在留外国人だけでなく、日本の人口の約7〜8%(15人に1人)とされるディスレクシアを持つ人の課題解決にもつながるとされています。

日本語学習者への調査で読解支援や意欲向上を示唆

ルビの有効性については、東京大学大学院総合文化研究科が日本語学習者17名を対象に実施した予備調査でも示唆されています。調査によると、公的文書の手続きにおいて82.4%が「漢字が読めなかった経験」があり、47.1%が「漢字を読めずに理解を諦めた経験がある」と回答しました。

非漢字圏出身者を対象とした読解テスト後のアンケートでは、42.9%がルビの有無によって「内容の分かりやすさ」に大きな違いを感じたと答え、85.7%が「テストへのやる気(読解へのモチベーション)」に大きな違いを感じたと回答しました。一方で、漢字圏出身者においては効果が限定的である可能性も示されています。調査を行った同大学院の髙橋史子准教授は、予備調査として重要な知見が得られたとし、今後のさらなる調査に期待を寄せています。

FRIENDLY DOORは、高齢者、外国籍、LGBTQ、障害者など、住まい探しにおいてハードルに直面しやすい人々を対象とした情報提供サービスです。当事者が安心して相談できる不動産会社や、各カテゴリーに配慮した物件の検索が可能です。

  • 掲載店舗数:全国7,000以上(2026年9月時点)
  • 掲載物件数:78万件以上(2026年9月時点)
  • 運営会社:株式会社LIFULL(代表取締役社長:伊東祐司、本社:東京都千代田区)

本記事は株式会社LIFULLの発表をもとに作成しました。

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