桜十字グループ、AIソリューション開発のPTSをグループ会社化
医療や介護、予防医療などを展開する桜十字グループは、システム開発やAIソリューション開発を手掛ける株式会社PTSをグループ会社化した。今回のグループ会社化を通じてIT・DX基盤を強化し、医療・介護をはじめとするグループ各事業のDX加速や新たな事業創出を目指す。
事業領域「Solution」を進化させDX基盤を強化
桜十字グループは2025年に事業領域を「Medical」「Experience」「Solution」の3領域に再編した。今回のPTSのグループ会社化は、グループ内外の事業創造と持続的な成長を支える「Solution」領域を進化させる取り組みの一つに位置づけられている。
全国で展開する事業現場とPTSのIT・AI技術をつなぐことで、グループ全体のデジタル基盤を強化し、各事業の成長や新しいサービスの創出につなげる方針だ。
PTSのAI技術力と医療・介護現場の知見を連携
2013年設立のPTSは、システム開発やクラウド環境の構築、AIを活用したデータ解析、顔認証ソリューションなどを提供している。近年はAIによる価値創出を第二の事業の柱に掲げ、日本マイクロソフトの「生成AI事業化支援プログラム」に参加しているほか、介護・看護特化の対話AIシステム「掬びAI for 介護」の開発にも取り組んでいる。
PTSの代表取締役である佐々木浩一氏は、「ITやAIによって人の仕事を置き換えるのではなく、人がより人らしく、人にしかできない仕事に集中できる環境をつくること。そして、テクノロジーを通じて、一人ひとりの生活をより豊かにしていくこと」を目指し、桜十字グループとともに価値創造に挑戦すると述べている。
3つのシナジー創出による事業展開
桜十字グループとPTSは、今回の連携を通じて以下の3つのシナジー創出を目指すとしている。
- 既存事業の高度化:病院や高齢者住宅、健診・予防医療事業にAI・DXを実装し、健診業務の自動化やカルテ記載支援、見守り対話AIなど現場ごとの業務効率化と品質向上を図る。
- 新規事業の共創:医療AI・ヘルスケア領域の新サービス開発や産学連携を進め、グループ内で検証した知見を将来的に外部企業や施設へ提供することを目指す。
- グループIT機能の補完:PTSを医療AI・ヘルスケアDXの専門機能として迎え、グループ全体のDX推進と業務プロセスの見直しを迅速に行う体制を構築する。
会社概要
- 株式会社PTS
- 代表者:代表取締役 佐々木 浩一
- 設立:2013年
- 本社所在地:東京都江東区青海2丁目7番4号702
- 主な事業内容:システムインテグレーション、ソフトウェア開発、AIソリューション、クラウド・プラットフォーム構築、IT戦略支援など
- URL:https://pt-sys.co.jp/
- 桜十字グループ
- 創業:2005年7月
- 本社所在地:東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー27階
- 展開規模:世界7カ国・31都市・364拠点(2026年4月時点)
- URL:https://sakurajuji.com/
本記事は桜十字グループの発表をもとに作成。
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