ご近所トラブル経験者は83% 最多は騒音で半数以上が我慢を選択 意識調査
ライフスタイル領域のメディア運営などを手がける株式会社AZWAYは、20〜70代の男女300人を対象に実施した「ご近所トラブルで困ったこと・その対処法」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査によると、回答者の83.0%が近隣で困った経験を持つ一方、トラブルへの対処としては「何もしなかった(我慢した)」が55.2%で最多となった。また、トラブルが解決した人のうち約3人に1人は、相手の改善ではなく引っ越しによって解決していた実態も明らかになった。
困りごとの最多は「騒音」 集合住宅で高い傾向
現在のご近所・近隣住民との関係については、「挨拶をする程度(良好)」が48.0%、「立ち話をする程度(良好)」が16.0%となり、合わせて64.0%が良好と回答した。「少しトラブルがある」「明確なトラブルがある」と答えた人は計10.0%だった。

一方で、これまでに近隣で「困った・嫌だと感じた」経験を尋ねたところ、「特にトラブルや困りごとはない」と答えた人は17.0%にとどまり、83.0%(249人)が何らかのトラブルを経験していた。
トラブル経験者(249人)に具体的な困りごとを聞いたところ(複数回答)、1位は「騒音(生活音・話し声・ペットの声)」で66.3%(165人)となった。2位は「タバコの煙・臭い」の22.5%(56人)、3位は「ゴミ出しのルール違反」の21.3%(53人)だった。騒音の経験率を住まいの形態別にみると、マンション・アパート(賃貸)では76.0%、マンション・アパート(持ち家)では61.9%に達し、戸建て(持ち家)の38.7%と比べて高水準となっている。

対処は「我慢」が過半数 関係悪化への恐怖が背景に
トラブル発生時の対応について経験者(250人)に尋ねたところ(複数回答)、「何もしなかった(我慢した)」が55.2%(138人)で最も多かった。次いで「管理組合・管理会社に相談した」が30.4%(76人)となり、「直接相手に伝えた・話し合った」は12.8%(32人)にとどまった。

直接言えなかった理由(経験者248人が対象・複数回答)としては、「揉めて関係が悪化するのが怖かった」が62.5%(155人)で最多となった。次いで「相手の反応が予測できなかった」が28.6%(71人)、「伝えても変わらないと思った」が26.6%(66人)と続いた。我慢を選んだ138人に限ると、63.8%が関係悪化への恐怖を挙げている。

過去に経験したトラブルの解決状況(経験者242人が対象)では、「解決していない」が37.6%(91人)、「一時的に改善したが再発した」が22.3%(54人)となり、合わせて59.9%が未解決または再発を経験している結果となった。

一方で「解決した(相手が改善した)」は26.4%(64人)、「引っ越して解決した」は13.6%(33人)だった。解決に至った計97人のうち、34.0%(33人)は引っ越しによる解決となっている。

自由記述では、管理会社などの第三者に相談したことで改善した事例が寄せられた一方、直接伝えても再発して引っ越しに至ったケースや、関係悪化を恐れて言えないまま悩んでいるといった声が上がった。

予防策は「挨拶」が最多 物件選びでの事前確認も重視

近隣関係を良好に保つために実践していること(回答者300人全員が対象・複数回答)は、「すれ違ったときに必ず挨拶する」が72.7%(218人)で1位となった。続いて「自分が騒音・迷惑をかけないように気をつける」が64.3%(193人)、「ゴミ出し・共用スペースのルールを守る」が52.3%(157人)だった。
また、トラブルを避けるために次の住まい選びで意識したいこと(全員対象・複数回答)としては、「近隣住民の雰囲気をできる範囲で確認する」(48.7%)、「昼・夜・週末など、時間帯を変えて周辺環境を確認する」(45.7%)、「ゴミ置き場や駐輪場など共用部の使われ方を確認する」(43.0%)、「騒音が響きにくい構造・間取りを確認する」(42.7%)などが上位に挙げられた。
【調査概要】
- 調査対象:20〜70代の男女
- 調査期間:2026年6月16日
- 調査方法:インターネット調査(任意回答)
- 有効回答数:300人
【会社概要】
- 会社名:株式会社AZWAY
- 代表者:代表取締役 井口 梓美
- 所在地:東京都新宿区高田馬場2-13-2 Primegate高田馬場5階
- 設立:2016年9月
- URL:https://azway.co.jp/
本記事は株式会社AZWAYの発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



