黒部宇奈月キャニオンルートが10月2日始動へ 秋の富山観光情報も公開
富山県で「黒部宇奈月キャニオンルート」の観光ツアーが10月2日から始動する予定です。黒部ダムと黒部峡谷・欅平を結ぶ工事用ルートを一般開放するもので、構想から約70年を経て新たな観光ルートとして動き出します。これにあわせて、秋の富山県内におけるクラフトイベントや旬の味覚、紅葉スポットなどの情報も公開されました。


電源開発の歴史をたどる黒部宇奈月キャニオンルートが始動へ
黒部宇奈月キャニオンルートは、黒部川第三・第四発電所などの建設に伴って整備された工事用ルートです。1956年に始まった黒部川第四発電所の建設工事以来、長らく一般の立ち入りが制限されていましたが、2018年に関西電力と富山県が協定を締結し、一般開放と旅行商品化に向けた準備が進められてきました。

能登半島地震の影響による黒部峡谷鉄道の状況などを受けて開業が延期されていましたが、復旧と準備を経て10月2日にツアーが開始される見込みです。黒部ダムと欅平を結ぶルートを通じて、かつての電源開発の軌跡や黒部峡谷の自然に触れることができます。

高岡市では、秋にかけてものづくりや工芸をテーマにしたイベントが相次いで開催されます。

- 市場街 2026:中心市街地で9月18日から20日まで開催される15周年のクラフトイベント。オープンファクトリーや作品展示販売「ものの市」、職人との交流などを実施。
- ミラレ金屋町:9月19日・20日に開催。歴史ある町並みを舞台に、町家内部でのアート展示や工芸品の展示販売を実施。
- 産地の勧業博覧会 ツギノテ:10月24日・25日に開催。企業やクラフト作家など128の作り手が集結し、実演やワークショップを展開。

あわせて、鋳物職人の町である金屋町には、館内随所に高岡銅器を取り入れた民家ホテル「金ノ三寸」も位置しています。
旬の味覚と雪化粧が重なる紅葉スポット

富山県の秋の味覚としては、流通数が少なく農家の庭先販売が中心となる「加積りんご」や、9月頃から富山湾で獲れる深海魚「幻魚(ゲンゲ)」が挙げられます。



また、紅葉と山頂の雪景色をあわせて楽しめるスポットとして、以下の名所が紹介されています。
- 相倉合掌造り集落:世界遺産に登録されている合掌造り集落。見頃は10月から11月中旬で、紅葉の終盤には山頂の雪と青空が合わさる景色が見られることもあります。
- 神通峡:県定公園に指定されている約15kmの峡谷。見頃は10月下旬から11月頃で、寺津橋から吉野橋までの「片路峡」などが紅葉のスポットとなっています。
本記事は富山県の発表をもとに作成。
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