賃貸のペット退去トラブル、原状回復費30万円以上が52% ブルークリーン調査
建築物の原状回復や衛生対処を手がけるブルークリーン株式会社は、直近5年以内に賃貸物件の所有・管理経験がある849人を対象に実施した「賃貸物件のペット飼育実態に関するアンケート」の結果を発表しました。調査によると、回答者の23.67%がペット飼育に起因する退去時の原状回復や清掃トラブルを経験しており、そのうち80.1%はペット飼育不可の物件でのトラブルも経験していたことがわかりました。さらに、トラブル経験者を対象とした調査では、原状回復費用が30万円以上に達したケースが過半数を占める実態などが明らかになりました。
直近5年以内に賃貸物件を所有または管理した経験がある849人のうち、ペット飼育が原因となる退去時の原状回復・清掃トラブルを経験したことがあると回答した人は23.67%でした。このトラブル経験者201人に対して、ペット飼育不可の物件で発生したケースが含まれているかを尋ねたところ、80.1%が「はい」と回答しました。
ペットによる退去トラブルを経験した100人を対象に具体的な被害内容を聞いた設問では、「フローリング・床材の傷や腐食」が42%で最多となりました。次いで「壁紙・クロスの傷や汚れ」が40%、「ドア・柱など建具の傷」が38%、「強い臭い」が34%、「糞尿による汚れ」が33%、「無断でペットを飼育していた」が20%と続いており、建物自体の補修を伴う被害が多く挙げられています。

退去後に行った対応としては、「壁紙・クロスの張り替え」が52%で最も多く、「通常のハウスクリーニング」(47%)、「消臭作業」(41%)、「床材の張り替え」(33%)、「特殊清掃」(26%)、「害虫・害獣駆除」(11%)が実施されていました。

原状回復費は52%が30万円以上、全額回収できた割合は3割強

ペットによる退去トラブルの原状回復費用については、「30万円~50万円未満」が34%、「50万円~100万円未満」が11%、「100万円以上」が7%となり、合算すると52%が30万円以上かかったと回答しました。「10万円未満」は11%でした。

一方、原状回復費用の入居者からの回収状況では、「入居者へ請求し、100%回収できた」と回答した人は31%にとどまりました。「一部のみ回収できた」が43%、「請求したものの全く回収できなかった」が14%、「請求できなかった」が12%となり、合計69%が全額を回収できていない状況が示されました。

今後の対策は契約見直しが最多、84%が専門業者の必要性を実感
トラブル経験者が今後強化したい対策としては、「ペット飼育に関する契約内容を見直す」が49%で最多となり、「定期的に室内の状況を確認する」(34%)、「ペット飼育頭数などのルールを厳格化する」(31%)、「入居審査を厳しくする」(25%)、「原状回復費用に関する説明を徹底する」(25%)、「専門業者と連携する」(25%)などが続きました。「特に対策は考えていない」は9%でした。

特殊清掃や消臭、原状回復などに対応する専門業者の必要性については、「強く感じる」(34%)と「やや感じる」(50%)を合わせて84%が必要性を感じていると回答しました。専門業者へ依頼する際に重視したいポイントとしては、「原状回復まで一括対応できること」が51%で最も高く、次いで「特殊清掃の実績が豊富」(44%)、「料金が明確」(43%)、「糞尿汚れまで対応できる」(39%)、「臭いをしっかり除去できる」(37%)となっています。

調査概要

- 調査名:賃貸物件のペット飼育実態に関するアンケート
- 調査期間:2026年8月17日〜2026年8月18日
- 調査方法:Freeasyを用いたWeb調査
- 調査対象:直近5年以内に賃貸物件を所有・管理している、またはしていた人
- 有効回答数:849人(一部設問ではトラブル経験者100人を対象に追加調査を実施)
- 調査詳細:https://b-clean.jp/owned/pet-rental-trouble/

東京都大田区に本社を置くブルークリーン株式会社(代表取締役:藤田 隆次)は、特殊清掃や災害復旧、感染症対策、臭気・カビ対策など、建築物の衛生・安全を回復する「バイオリカバリー事業」を全国で展開しています。
- 社名:ブルークリーン株式会社
- 代表者:代表取締役 藤田 隆次
- 本社所在地:東京都大田区萩中1-6-10 フェニックス糀谷1F
- 設立:2018年7月19日
- URL:https://b-clean.jp/
本記事はブルークリーン株式会社の発表をもとに作成しました。
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