岐阜県高山市の産廃処分場計画巡り 六厩対策協議会が決起集会や現地ツアーを開催へ
岐阜県高山市荘川町六厩地区で進められている産業廃棄物最終処分場の建設計画に対し、六厩産廃処分場計画対策協議会が反対の取り組みを進めている。同協議会は計画に対する懸念を訴え、令和8年9月26日に「建設反対」総決起集会を開くほか、10月6日には現地を訪れる視察ツアーを実施する予定としている。
庄川源流部における産業廃棄物処分場の建設計画
計画地である高山市荘川町六厩地区は、標高約1,000メートルの高地に位置し、最低気温が氷点下20度を下回る豪雪地帯であり、清流庄川の源流にあたる。平成30年11月、最終処分場の経営実績がないとされる富山県の民間事業者が、同地に産業廃棄物最終処分場を建設する計画を岐阜県に提出した。
現在は岐阜県の条例等に基づく手続きが進められており、年度内には民間事業者から環境影響調査の結果(準備書)が県へ提出される見込みとなっている。
流域住民が抱く自然環境や健康被害への懸念
計画では、活断層の近くや別荘地(住宅)の直上にある急峻な場所に、全国から集められた産業廃棄物が26年間にわたり積み上げられる内容となっている。
庄川の最上流部にあたる立地から、有害物質の流出や汚水、悪臭、ホコリの発生に加え、山火事や土砂崩れといった災害、さらには健康被害などへの不安が流域住民の間で広がっている。六厩産廃処分場計画対策協議会は、かけがえのない自然環境を守るため、計画への反対を強く訴えている。


9月26日に高山市民文化会館で総決起集会を開催
反対運動の一環として、令和8年9月26日(土)午後1時30分より高山市民文化会館の小ホールにて「荘川町六厩産業廃棄物最終処分場『建設反対』総決起集会」が開催される。参加費は無料で、事前申し込みは不要となっている。


集会の第1部では、弁護士法人名古屋E&J法律事務所代表の籠橋隆明氏による基調講演「『なぜ反対なのか』から始めよう ― 産廃最終処分場計画反対運動と、住民が地域の未来を選ぶ力 ―」が行われる。第2部では、水俣病センター相思社理事の遠藤邦夫氏と水俣市役所環境課課長の福田一哉氏による対談「建設阻止に成功した事例に学ぶ」が予定されている。
本集会は六厩産廃処分場計画対策協議会が主催し、高山市、荘川町まちづくり協議会、庄川漁業協同組合が共催する。また、白川村、飛越七漁協河川環境保全連盟、庄川流域六廐産廃処分場計画対策協議会、富山県漁業協同組合連合会が後援を務める。
10月6日には現地を巡る視察ツアーを実施
令和8年10月6日(火)には、「庄川源流六厩産廃計画地視察ツアー」が午前と午後の2回に分けて実施される。高山駅西駐車場を発着地とし、産廃計画地での現地説明が行われる。
- 開催日時:令和8年10月6日(火)
- 午前コース:午前10時~正午(集合:午前9時50分)
- 午後コース:午後1時~午後3時(集合:午後0時50分)
- 集合場所:高山駅西駐車場
- 定員:各コース先着20名
- 申し込み方法:10月1日までに申込フォームから受け付け(先着順)
本件に関する問い合わせは、六厩産廃処分場計画対策協議会(電話・FAX:05769-8-6005、メール:mumayasanpai@gmail.com)にて受け付けている。
本記事は六厩産廃処分場計画対策協議会の発表をもとに作成。
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