ものづくりプロジェクトRETANGOが2026年9月に東京の4会場で展示開催へ
京都・京丹後を拠点にものづくりの魅力を発信するプロジェクト「RETANGO」は、第3回となるインスタレーション「RETANGO at TOKYO」を2026年9月11日と12日に東京で開催する。都内4カ所の空間を舞台に、工芸、アート、デザインが交差する展示を展開する予定だ。通常は予約が必要な会場も含め、会期中は予約不要で来場できる。
都内4つの拠点で工芸やアートを展開



「RETANGO」は、工芸やアート、インテリア空間を通じて、ものづくりの背景にある技術や文化を伝えてきたプロジェクトである。今回は東京へ舞台を移し、街を巡りながら各会場で紹介されるプロダクトや作品、ラグコレクション「RÈI」に触れられる機会を設ける。
これまで同プロジェクトは、2025年春に高松シンボルタワーでポップアップを開催したほか、同年11月には香川県高松市の宿泊施設「穴吹邸」でインスタレーションとマルシェを実施した。さらに2026年3月には京丹後での伝統工芸体験ツアー、同年5月には「SANTASSÉ at KIFUNE」への出展など、各地で取り組みを行っている。


歴史ある古民家や名建築など多彩な会場


今回のイベント会場となるのは、建築や素材に特徴を持つ都内4つの空間である。
新富町の「井筒屋 the design gallery」は、大正3年(1914年)創業の和菓子店だった築約100年の木造建築を再生したギャラリーである。西洋建築の影響を受けた屋根や銅板外壁と和の意匠が共存する空間となっている。
「天童木工 東京ショールーム」は、1964年に建築家・坂倉準三の設計により竣工したモダニズム建築の建物内にある。成形合板技術で知られる天童木工の家具と建築空間が組み合わされている。


「MUKU ten. 銀座」は、建築家の高山まさき氏がプロデュースする無垢一枚板の家具ブランドの拠点で、9月11日から18日までツヅキの珪藻土パネル「圭」の展示会も同時期に開催される。
「大蔵山スタジオ THE GALLERY TOKYO」では、宮城県の大蔵山で産出される伊達冠石や大蔵寂土を用いた石彫刻やプロダクトの表現を紹介する。
京丹後発のラグコレクションRÈIと10の概念

会場では、京丹後・網野町の職人が昔ながらの製法で織り上げる高級ラグコレクション「RÈI」も展開される。暮らしの中での余白をテーマに、素材の質感を生かしたものづくりを行っている。
「RETANGO」は10の「RE」(RESPECT、RECOLLECTION、RECONSIDER、REGENERATE、REUNION、REACT、RECREATION、REIMAGINE、REASSURE、REALIZE)をコンセプトに掲げ、伝統工芸やアート、ヴィンテージプロダクトの再構築と継承を目指している。
- イベント名:RETANGO at TOKYO
- 開催日:2026年9月11日(金)・9月12日(土)
- 開催時間:11:00〜17:00(MUKU ten. 銀座のみ11:00〜18:00)
- 会場:井筒屋 the design gallery、天童木工 東京ショールーム、MUKU ten. 銀座、大蔵山スタジオ THE GALLERY TOKYO
- 入場:予約不要(天童木工 東京ショールームは1階電話機より受付)
本記事はRETANGOの発表をもとに作成。
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