小中高生の6割が日傘の使用を希望
医療脱毛専門院『リゼクリニック』は、2024年5月14日から6月14日の1ヶ月間、小学4年生から高校生の女性400名を対象に「夏の紫外線対策と美容」に関するインターネット調査を実施した。
調査の結果、小中高生の9割以上が「夏に日焼けしたくない」と回答。年次が上がるごとに、日焼けを避けたい女性の割合が増加する傾向にあった。また、小中高生の9割以上が日焼け止めを使用しており、高校生では96%が使用していることが明らかになった。
さらに、小学生の7割が「日傘を使用したい」と回答。中学生は6割、高校生は5割強が使用を希望しており、すでに中学生の2割弱、高校生の4割が日傘を使用していた。日傘を使う理由としては、9割が「日焼けしたくない」ことを挙げ、次いで6割が「暑さ対策」のためと回答した。
同院の太田真澄医師は、子どもの皮膚は薄く紫外線の影響を受けやすいため、過度な日焼けによる将来的なダメージが懸念されると指摘。日焼け止めや日傘の使用で紫外線から肌を守り、熱中症を防ぐことの重要性を説明している。
また、小中高生の女性が関心を持つ美容については、「脱毛」がトップで77%、次いで「ヘアケア」が72.5%、「メイク」が71.5%という結果となった。同院では14歳から医療脱毛を受け入れているが、7年前と比較して中学生の女性患者数は5倍、男性は9.2倍に増加しているという。