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NDソフトウェアとアイデータ、服薬支援と介護記録ソフトの連携で基本合意

エヌ・デーソフトウェア株式会社と株式会社シーユーシー・アイデータは、介護施設向け服薬支援システム「服やっくん」と介護・福祉業務支援ソフトウェア「ほのぼのNEXT」のシステム連携に関する基本合意を締結した。

両社は「服やっくん」で記録した服薬実績データを「ほのぼのNEXT」へ自動で取り込み、介護記録へ自動転記する仕組みの構築を進める。これにより、介護現場における誤薬防止によるケア品質の向上と、記録業務の効率化を目指す。

連携の背景と服薬管理の課題

介護現場において安全な服薬管理の徹底は重要な課題の一つとなっている。厚生労働省の「事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン」によると、介護施設における主な事故として転倒・転落や誤嚥と並び「誤薬・与薬漏れ」が挙げられている。また、日本看護管理学会誌の調査では、誤薬事故の要因として「無投薬(投与忘れ)」が55%と最も多く、次いで「利用者間違い(11%)」「投薬時間間違い(10%)」といったヒューマンエラーが主な要因とされている。

従来の介護現場では、服薬時に紙の管理表へ記入した後にパソコンの介護記録ソフトへ手入力で転記するケースも多く、転記ミスのリスクや二重入力の負担に加え、確認漏れが生じやすい構造が課題となっていた。さらに介護人材不足が深刻化する中、実効性のある誤薬防止策と業務負担の軽減が求められている。

今回の連携では、「服やっくん」で記録された服薬実施日時、対象の利用者、対応スタッフ名、認証結果などの服薬実績データを、「ほのぼの」シリーズへ自動で取り込む連携機能の構築を進める。

システムチェックを活用した服薬確認とデータ自動転記を組み合わせることで、介護記録ソフトへの二重入力や転記ミスの削減を図る。エヌ・デーソフトウェアは、システム連携を通じて介護現場のDXを推進し、介護スタッフの心理的負担の軽減と利用者に安心して向き合える時間の創出を目指すとしている。

関連企業概要

  • 株式会社シーユーシー
  • 所在地:東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
  • 代表者:代表取締役 濵口 慶太
  • 設立:2014年8月8日
  • 上場市場:東京証券取引所 グロース市場(証券コード 9158)
  • 資本金:7,669百万円(2026年6月末時点)
  • 主な事業内容:医療機関向け経営支援事業
  • URL:https://www.cuc-jpn.com
  • 株式会社シーユーシー・アイデータ
  • 所在地:東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
  • 代表者:代表取締役 堀 健一郎
  • 設立:2020年4月1日
  • 資本金:50百万円(2026年3月時点)
  • 主な事業内容:医療及びヘルスケア事業に関するコンサルティング業務並びにサービス提供
  • URL:https://www.cuc-id.com
  • エヌ・デーソフトウェア株式会社
  • 所在地:山形県南陽市和田3369
  • 代表者:代表取締役社長 松山 庸哉
  • 設立:2018年12月20日
  • 資本金:100百万円(2023年3月末時点)
  • 株主:SOMPOホールディングス株式会社(100%)
  • 主な事業内容:福祉・医療関連オリジナルソフトウェアプロダクトの企画・開発・販売およびソフトウェア運用支援・ソフトウェア保守サービス、自社開発福祉業務支援ソフトウェア「ほのぼの」シリーズの販売および運用サポート
  • URL:https://www.ndsoft.jp/

本記事はエヌ・デーソフトウェア株式会社の発表および厚生労働省、日本看護管理学会誌の公表資料をもとに作成されています。

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