XiaomiがIFA 2026に初出展 海外最大規模のブースで380以上の製品を展示へ
Xiaomiは、ドイツ・ベルリンで開催されるコンシューマーエレクトロニクス展「IFA 2026」に初出展することを発表した。



同社にとって過去最大規模となる3,300平方メートル超の海外単独ブースを展開する。会場ではパーソナルデバイス、スマートホーム、モビリティを横断する「Human × Car × Home」スマートエコシステムを構成する380以上の製品や、AIによるデバイス連携のデモンストレーションを披露する予定だ。
展示ブースは「AI Tomorrow」「AI Today」「Human × Car × Home Product Portfolio」の3エリアで構成される。AI Tomorrowでは電動ハイパーカーのコンセプトモデル「Xiaomi Vision Gran Turismo」を通じて未来像を提示し、AI Todayでは「Xiaomi SU7 Max」と生活空間を組み合わせた日常的なAI連携を紹介する。

Product Portfolioエリアでは、調理・食品保存、ホームクリーニング、空気管理、オーディオビジュアル・エンターテインメント、安全・セキュリティ、パーソナルデバイス、スマートモビリティの7カテゴリーから380以上の製品が展示される。
エコシステムの大規模展開を支える基盤として、同社は以下の実績を公表している。
- スマートフォン出荷台数が24四半期連続で世界トップ3、タブレット出荷台数は世界第4位(世界トップ5入りは9四半期連続)、ウェアラブルバンド出荷台数は世界第2位(スマートバンドおよびスマートウォッチを含む、Omdiaの2026年第2四半期データに基づく)
- Xiaomi Autoは中国本土で市場参入から2年で70万台以上を納車(2026年3月までに納車された全モデル対象、同社調べ)
- スマートフォン、タブレット、ノートPCを除く接続デバイス数は11億台を超え、世界で1億7,500万人以上のユーザーおよび世帯に利用されている(Omdiaの2026年第2四半期データに基づく)
AI・半導体・スマート製造を支える技術基盤
展示会場では、AIコンピューティング基盤のほか、次世代チップ「Xiaomi XRING O3」を搭載する初のフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 18 Fold」が展示される。また、自社開発の大規模モデル(MiMo-V2.5-Pro、Xiaomi Miloco、Xiaomi Miclawなど)の取り組みや、ヒューマノイドロボット「Xiaomi CyberOne」によるリアルタイムのジェスチャー実演も行われる。



スマート製造の領域では、年間約1,000万台のフラッグシップスマートフォン生産能力を持つ「Xiaomi Smart Factory」や、46の研究・実験室を備えピーク時に6.5秒に1台のエアコンを生産できる「Xiaomi Smart Factory | Wuhan」などの実績を紹介する。Xiaomi Auto Factoryでは、ナット締め付け作業にヒューマノイドロボットを活用し、4カ月間で作業成功率を約90%から98%へ向上させたとしている。



自動車展示では、テクノロジー企業として初めて「Vision Gran Turismo」プログラムに参加して開発したバーチャルコンセプトカー「Xiaomi Vision Gran Turismo」に加え、新世代「Xiaomi SU7」と高性能フラッグシップ「Xiaomi SU7 Ultra」を展示する。Xiaomi Autoは2027年にドイツを含む欧州市場への進出を予定している。
あわせて、スマートホームブランド「Mijia」の欧州全域への大規模展開も発表された。Mijiaは130以上の製品カテゴリーにわたり2,000以上の製品を展開しており、「Xiaomi Home」アプリを通じて複数機器を一元管理・連携できる環境を提供する。
欧州市場の強化と研究開発投資
Xiaomiは欧州市場での長期的な取り組みを強化する方針を示しており、2026年から2030年にかけてグローバルで240億ユーロを超える研究開発投資を見込んでいる(1ユーロ=8.33人民元の為替レートに基づく換算値)。投資はAI、OS、自社開発半導体、スマートカー、ロボティクス、スマート製造などの基盤技術を対象に行われる予定である。
本記事はXiaomiの発表をもとに作成。
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