フラーとヤプリが資本業務提携
フラー株式会社と株式会社ヤプリは、資本業務提携を締結することに合意した。
ヤプリは、ノーコードのアプリ開発プラットフォーム「Yappli」を提供し、800以上のアプリを世に送り出してきた。一方、フラーはデジタル全般にかかわる支援を通じてクライアントのビジネスを共に創り上げる「デジタルパートナー事業」を手がけている。
今回の提携により、ヤプリのアプリ開発プラットフォーム「Yappli」とフラーの高度なものづくりの力を融合させ、より付加価値の高いモバイルDXサービスを提供する。具体的には、アプリ開発領域における相互連携、アプリの成長支援領域の強化、人材育成による体制強化などを行う。
ヤプリの代表取締役である庵原保文氏は、「アプリの体験・デザインを重視した高度なアプリ開発を行うフラー社は、以前より注目し尊敬していた企業であり、いつか提携したいと考えていた」とコメントしている。
フラーの代表取締役会長である渋谷修太氏は、「ヤプリとフラーは、モバイルアプリ市場の黎明期から10年以上の歳月をお互いに異なるアプローチで費やしてきた。その結果、ノーコードで高速なアプリ開発を実現するヤプリと、ひとりひとりの顧客に寄り添ったオーダーメイドでのものづくりを手がけるフラーという明確な強みが双方に存在するようになった」と述べている。
両社は、それぞれの強みを活かしながら協力し、モバイルアプリ市場のさらなる発展と日本全体のモバイルDXの推進に貢献していく方針だ。