株式会社版三は、人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観を浮世絵で描いた「ゲゲゲ浮世絵」シリーズ6作品を制作し、オンラインショップでの販売を開始する。「ゲゲゲの鬼太郎」は55年に渡って愛されてきた国民的アニメで、日本中に妖怪のイメージを浸透させ一大ブームを巻き起こした作品だ。

「ゲゲゲ浮世絵」シリーズは、アニメ第6期より「ねこ娘ばけねこへんげ」「あやかしの花」「知己朋友」「清風故人」「漆身呑炭」に、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』より「暁の友」を加えた6作品で、6月21日より順次発売される。価格は1作品につき30,000円（税別）で、初版は各100部限定だ。

版三は世界に誇る浮世絵の基礎となる彫りと擦りの伝統工芸技術を継承するために、伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作している。過去にはドラえもんやちびまる子ちゃん、スター・ウォーズやマーベルシリーズなど人気コンテンツとのコラボ作品も手がけており、好評を博してきた。

「ゲゲゲの鬼太郎」の不思議で神秘的でちょっと不気味な世界観は、浮世絵風表現と絶妙にマッチしており、それぞれに共通する「和」のエッセンスを大切に描かれている。版三絵師の江幡喜之氏は、近年は鉄腕アトムのNFTアートコラボや企業用浮世絵アイコンなど、浮世絵のテイストを活かしたアートの制作など幅広く活動している。

「ゲゲゲ浮世絵」は、純手漉和紙（越前和紙漉元 岩野平三郎製紙所）を使用し、ジークレー版画技法で制作される。サイズは縦29.0cm×横20.4cmで、木材、樹脂、アクリルを使用した額装付きだ。

©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
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